・・・つづき

 

1年半前の秋

 

退院してからの母は

 

 

精神的にかなり不安定で、何に対しても不安感が強くなり、

 

体のあちこちのことが気になり始め

 

 

病院めぐりが始まったガーン

 

眼科、耳鼻科、整形外科、泌尿器科、婦人科、内科、皮膚科

 

 

どこに行っても、「老化ですね。取りあえず薬だしときますね」

 

 

薬だけ増えていく

 

 

これで、納得したかな?とほっとする間も無く

 

二巡目、三巡目が始まる。エンドレス・・・ガーン

 

 

もちろん口にしていたことは

 

不安、不満、愚痴、あきらめ、マイナスのことばかり

 

血圧、熱、便秘、薬、体のことばかり

 

それを延々と繰り返す

 


認知症?が頭をよぎるが

 

症状が当てはまらない所も多く

 

かかりつけ医からも何も言われなかったので、大丈夫だと思っていたあせる

 

 

 

それでも、まだ一人で散歩に出かけられる日もあったりで

 

今思えば、ましだったのかもしれない

 

 

 

そして冬、また不明熱が続き、食べられなくなってきたため3週間の入院

 

 

 

 

このころの私の気持ちは

 

母さんがいなくなってしまったな、寂しいな

母さんに、甘えたい

元の母さんに、どうしたら戻るのかな?

私がお母さんのお母さんになってあげないといけないな

きちんと理解できるように説明しないといけないな

しんどい、しんどい、しんどい

また、愚痴聞くの嫌だな

マイナスの話ばかりしんどいな

でも、認知症になったらいけないから、会いにいかないとしょぼん

 

 

一日おきには顔を見に行って

母の話を聞きながら

ひたすら説明して、修正してました

「違うよ母さん。それはこうでこうで・・・」

繰り返し繰り返し、説明する

 

 

・・・大間違いを、おかしてましたね

この間違いに気づくのは、まだまだ先のことですショック!

 

 

 

母の変化を受け入れることが全くできてなかったんですね汗

 

なんで?なんで?なんで?って

 

元の母さんに戻るはずと信じていました

 

今まで甘えていた母に、甘えれなくなった上に、甘えられる立場になる

 

心がついて行かなかった

 

それでも、私しかいない。私が何とかしないと

 

一人じゃないのに、勝手に、そんな風に思ってたあせる

 

 

・・・つづく

 

 

 

 

今日の心の空はあたたかいピンク色リボン

 

 

 

訪れて下さりありがとうございました音譜

 

 

 

また、あしたハート