
多分、世代を超えて人気のコミックだと思うのですけど。。
「オスカルとアンドレ」という架空の人物を絡めながら、フランス革命に突き進んでいく運命の王妃「マリー・アントワネット」を歴史的にも描いているので、親しみやすい内容でした。
映画で「マリー・アントワネット」を演じたのは「スパイダーマン」シリーズでアクションにも挑戦しているキルスティン・ダンスト。
始めは正直、美人って程でもないし、イメージ的に「どうなのかな~」と思っていたのですが、愛らしいマリーを好演してました。
内容は、これも正直、どうということはないですね~(^-^; 14歳でフランスに嫁いで18歳で王妃になっていく栄枯盛衰というのか、それをさらっと物語にしている感じ。
歴史大作としてみてしまうと物足りないですよね。

何もわからないまま権力や富を得るとやはりこうなってしまうのでしょう。。
そのあたりの心理などは「ベルサイユのばら」を読むと更に詳しくわかったりします。。
でも、よく考えたら14歳から18歳って、青春真っ盛りですよ。
友達と遊ぶのが楽しかったり、初恋を経験したり。。
一人の女性としてみると、その運命はとても重いものだったのかもしれません。
でも、映画ではそのあたりの重たさは、あまり感じにくいかもしれません。単純に、文字通りの豪華絢爛な世界があの時代にあったってことがわかる映画なのではないかと思います。