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人からあの人は、感じ良くないと聞くと、先入観でそう見てしまう事ってよくあります。けど、実際接してみると、そうでない事も多々ある。またこれの逆もある。

もちろん、肩書きなども先入観になると思っています。社長、政治家、カリスマ、芸術家、その他もろもろ。
やはり、自分の目で確かめて見るのが、いかに大事かですね。

僕は、すごく、人間に興味があります。肩書きなどを取っ払った、いち人間としてどうか、そこにすごく興味があります。

昔、こんな事がありました。

ある、空手の流派の方が全国チャンピオンになりました。その後チャンピオンになった流派を裏切る形で新しい流派の誘いを受けて道場を立ち上げられました。

その時、裏切られたチャンピオンを育てた師範は、こう言っておられました。
「私は強い選手を育てる事が出来ました。でも、選手の心まで育てる事はできませんでした」と 

聞いていて、非常に僕はこの言葉が心に残っています。

空手をやっている人にとっては、チャンピオンは、勲章です。名誉、名声、その業界においてすごい物を手に入れる事ができます。もちろん、血尿の出る位、鍛錬もしたでしょう。

でも、そのチャンピオンと言う肩書きを取っ払って、いち人間として、その人に残るものとは・・・


その方は今、立ち上げた流派も辞め、自分で道場を経営されています。
                              おしまい


僕は、この出来事を師範、弟子どちらが悪いとも思いません。

この出来事は、僕に一時の地位や名声に酔いしれず、いち人間として、どうあるべきか、を学ばしてくれた出来事でした。    
                         

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