でも「自信が無くて」って言うので、作品を見せてもらうと、ぜんぜんうまい。
そんな時は、僕自身の、体験を伝えている。
僕も最初、路上を出す時は、120%不安しかなかった。
でも、その不安を乗り越えて出したとき、ホンマやってよかったと思った。
はじめて、作品が売れた時、めちゃくちゃ嬉しかった。しかもお客さんも喜んでくれて、いままで体験したことのない喜びだった。
この時、初めて本当に人に喜んで貰える喜びを知った様な気がする。
そして、続けて行くうちに、人の暖かさや、やさしさ、苦しみ色んな事を経験させてもらった。全部、僕の人生の宝となった。
決して成功する必要は、無いと思う。色んな形があっていいと思う。
不安しか無い時に一歩踏み出せた自分を誉めてあげればいいと思う。
不安の向こう側を見てがんばってほしいと思う。
今度、出会えた時にあれが、きっかけで路上出したんですって聞けたら、たまらなくうれしい。