梅雨と真夏が
一度に来た。
そんな
季節ですね。
今日は雨![]()
普段、人のお名前で作品を
書かせて頂いていますが
雨にも色んな名前が
ついています。
・春雨(はるさめ)
春の後半にしとしと降り続く雨。
・時雨(しぐれ)
秋の終わりから冬の初めに降る冷たいにわか雨。
・分龍雨(ぶんりゅうう)
夏に、まるで龍の体を分けるほど激しく降る雨。
・神立(かんだち)
元は雷・雷鳴を指す言葉。
次第に雷をともなった夕立、
雷雨を指すようになった。
・喜雨(きう)
夏、日照り続きのあとに降る雨。
・天泣(てんきゅう)
雲がないのに雨が降ってくること。
天気雨。「狐の嫁入り」とも言う。
・肘笠雨(ひじかさあめ)
急に降り出した雨。
肘を傘の代りにして軒先まで走る様子から。
「狐の嫁入り」は
小さい時よく言っていたのを
覚えています。
めったに使わない呼び名が多いですが
雨に名前を付けるっていう発想が
素敵ですね。![]()
そして、雨の一定間隔の静かな音は
癒やしや集中の効果もあるみたいですね。![]()
晴れた日は晴れを愛し、
雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、
楽しみなきところに楽しむ。
-吉川英治-
