旅人がある町を歩いていると、レンガを積んでいる職人が3人いるのを見かけた。
旅人は最初の職人に「何をしているのか。」と尋ねた。
最初の職人は、「見ればわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ。」とぶっきらぼうに答えた。
旅人は二人目の職人にも尋ねた。
二人目の職人は、「レンガを積んで壁を造っているんだよ。」と答えた。
旅人は三人目の職人にも同じ質問をしてみた。
三人目の職人は、「レンガを積んで子供達の笑顔を増やす学校を造っているんだよ。」と答えた。
レンガを積む事自体を目的だと思って仕事をする職人よりも、
壁を作る事を目的だと思って仕事をしている職人の方が気持ちのこもった良い仕事をするでしょう。
しかし、子供達の笑顔を増やす学校を造っていると思って
レンガを積んでいる職人の魂のこもった仕事にはおそらく敵いません。
そしてもし、あなたが造る側の立場だとしたら、
頼みたい職人は誰でしょうか。
さあ、今日も何を思い、どう生きる

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