すぐに分かったような気分になってしまうので、
実は取り扱いに注意が必要な話題です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170411/12/kotoba-to-koe/2e/d4/j/o0720096013911389500.jpg?caw=800)
[『良いこと探し』のワナ]
「相手の長所を見つけましょう」
「自分の好きなところを探しましょう」
「ものごとの良い面に意識を向けましょう」
よく耳にします。
子育て、
ビジネス、
恋愛、
およそ人間関係にまつわることで
無関係な場面がないくらい。
良い面を見る
好きな所を探す
長所を伸ばす
確かにそうですよね。
悪い面、嫌いな所、短所を見てるより
その方がよっぽど楽しいです。
だからこそ注意が必要です。
良い面
好きなところ
長所
を、
ああ、これは良い面で好きなところで長所だなあ
と納得するためには必ず、対極にある
悪い面
嫌いなところ
短所
を比較として隣に置く必要があるということ。
そしていつしか、
長所を見つけたかったのか
短所を見つけたかったのかが
本気で分からなくなり、
他人と自分を裁き続けるループにおちいるということ。
真面目な人ほどおちいります。
[はまってしまった真面目な人はどうすればいいか]
これは、はまってしまうと何かにつけてこじれる原因になるので
早めにシンプルな形にしておくことが大事。
そのためのカンタンな方法は、
『見ているものが好きなものだと諦める』。
好きかそうでないかを自分で決めようとすると、ややこしくなるんですよね。
今、見ているもの
今、一緒にいる人
今、やってること
これが自分の、
好きで
好きで
好きで
たまらなーーーーい!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170411/12/kotoba-to-koe/d6/d1/j/o0640042713911389503.jpg?caw=800)
ものなのだ、
と、諦めるのです。
そして諦めついでに、
これだけ好きなものだらけなんだから
そりゃ幸せになっても仕方ないわ!
と、ここも諦めてしまいます。
気をつかう人間関係も
不満だらけの収入も
気に入らない自分の顔も
全部ぜんぶ、
『それが私の好きなもの♡』
というフォルダを作ってそこに入れてみます。
そうすると、
毎日同じ景色
毎日同じ仕事
毎日同じ感情
だったのが、
少しずつ変わり始めますよ。
そしてその時に私たちは必ず言葉を使っていますから、
言葉に意識を持つことは
本当に大切なことだと思うのです。