はやいもので、上の娘は6年生になりました。

 

小学生の間しか一緒にお出かけできないだろうと、この時とばかりに、美術館とか劇場とか、足しげく通ってます。

 

昨日は劇団四季のキャッツを観劇。

娘たち、大絶賛でした。私も、とても楽しめました。

 

キャッツは、私が人生で初めて見たミュージカル。

前回の観劇は25年ほど前で、ミュージカルを見慣れていなかった上に、予習ゼロ、見せ場以外は間延びした印象でした。

この作品は、はじめから、何か一連の物語を語ろうとしていないのに、ストーリーを理解しようとして、勝手に取り残されてしまった感じでした。

 

「キャッツ」は、物語ではなく、詩なんだって思って見てたら違った印象だったと思います。というわけで、今回は、TSエリオットの原作を読んで、さらにUS版オリジナルキャストのサントラを聞いてから行きました。

 

エリオットの「荒地」は、絶対に読破できないけど、キャッツの原作なら1時間もあれば読み終えます。猫たちについての詩を、どうやってミュージカルにするんだろうって思いながら観ていると、めちゃめちゃ面白いです。原作に忠実な歌詞、脚色されたところ、ことばの響き、リズム、見事だなって。

さらに、四季の俳優さんの、完璧にシンクロする動き、バレエ、歌、みどころ満載です。

観客へのサービスもいっぱいで、劇中、何度も猫たちがそばに来て、目線をあわせてくれます。インターミッションでは、舞台にあがって、舞台セットを間近でみることができます。エンディングには、猫たちが観客1人1人と握手して回ってくれます。

 

前回は、「いったいいつになったら話が始まるの???」ってとこにとらわれて、役者さんの動きとか声とか、集中して見れていなかったんだなって。同じ作品でも、こんなに印象が違うんだなって、すごい勉強になりました。

 

キャッツ、ミュージカル初心者の方には、原作とサントラを手にしてから観劇されることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

また、気がつくと2カ月経過してる。はやい。。

来年の教育実習の単位に必死でしたが、あと試験1教科を残すのみとなりました。

ただ、これが一発勝負。絶対に落とせないので、まだひやひやです。


これまでの経過


5月  英語科レポート 1教科

6月  教職レポート  2教科   +英語科試験1教科(合格済み)

7月  教職レポート  1教科   +教職試験 2教科(合格済み)

8月  教職レポート  2教科   +教職試験 1教科(合格済み)

9月  英語科レポート 1教科   +教職レポート2教科

10月 英語科レポート 1教科   下の娘の運動会のため試験参加できず再試験を申しこむ。


これらに加えて、スクーリングで英語科から必須2教科合格しているので、

あとは、運動会でいけなかった試験の再試験を残すのみ。


と気を抜きかけたら、卒論の担当教員決定の通知と、2月には計画書をまとめなければならないという

文書が届いた。やること山積。

4月に通信課程を始めて、気が付いたらもう5カ月。

なんだかんだ、時間は忙しく過ぎてしまいます。

まず、4月末に、来年の教育実習をお願いするために、母校に電話。

内諾は頂いたのですが、指定された教科の単位が取れるまで、実際の実習にはいけないとの

ことで、あせりながらも自分にできる範囲で、レポート提出と科目試験をこなしています。

それでも、9月のレポート提出以降は、一発勝負。

一度でも落としたら、せっかくお願いした実習にいけなくなってしまいます。

ふ~。

勉強のブランクはずっしり重く、集中して勉強しても、全然頭に入ってきません。

教職について、理論的な内容にどうしても興味がわいてこないというのが原因だと思います。

教師の質を上げるために、それなりに心構えとか、学習指導要領とか、

細かく勉強させることが目的なのはよ~くわかります。でも、同じことの繰り返しが多すぎます。。。


たとえば、「主体的、自主的な学び」が大切なのはよく理解できます。でも、ここそこに、

そればっかり書かれても、私の能力は上がらない。

たとえば、主体的な学びをもたらすような活動を、どうやって創造するのか、実際に

活動を作ってみるとか、学校内外の取り組みについて学ぶとか、それこそ、私たちが

より主体的に経験的に学ぶ方法というのがあると思うのですが。。

教職科目の教育が、主体的経験的な学びを訴えながら、結局、教科書を読んでレポートを書くだけ。

どこにも体験的な要素はない。


たとえば、男女参画とか、啓発的な活動をしている団体で、参加型の活動を取り入れているNPOなんかに

ファシリテーター紹介してもらって、ファシリテーション力を上げる活動するとか。。


教職目指してる学生さんには、レポート書かせるより、意味がありそうな気がするんだけどな。。