今日は、大好きだった伯母の葬儀でした
伯母は、私の洋裁の先生でもありました
日本に帰ってきてから一番悲しい日でした


あまり体調がよろしくないとの連絡を受け、先週末に訪ねた際は、意識もはっきりしていたし、声に張りもあったのですが、身体に力が入らないと言うことで、ベッドから起き上がることはありませんでした
本当は、今日も会いに行く予定にしていたので、水曜日に仕事から帰る際は、あと2回仕事に行ったらまた伯母に会えるので、『あと2日、あと2日・・・』と、つぶやきながら帰ったのですが、水曜日の夕方、旅立ちました
こんなに早く旅立ってしまうなんて

何回も癌を克服してきた伯母ですが、今回は覚悟を決めていたようで、近い親族と、家族のように親しくしていた数人のみの家族葬にしたいとの希望で、事前に本人から、お声かけして欲しい人のリストを作っておりました
伯母が洋服のお仕立て、伯父がテーラーだった頃に、住み込みのお弟子さんがたくさんいたのですが、遠方の方には今回のお知らせを控えさせていただいたにもかかわらず、(伯母の意思に反して)どなたかがご連絡をして下さったらしく、皆さん集まってくださり、大きな家族葬になりました
私が幼い頃に、叔母の家で暮らしていたお姉さまたちなので、数十年ぶりに再会でき、とても懐かしかった
今まで冠婚葬祭の際は、いつも伯母に服装チェックをしてもらい、『あら、素敵ねぇ!それでいいんじゃない。』と言ってくれると、安心して出かけたのですが、今日は自分でコーディネート・・・黒いパンツスーツの中に着るシャツで悩み、結局伯母が作ってくれたリボン付きの黒いブラースにしました
まだ実感がわかず、シュールな気分
そんな今の私の心に響いた歌が、千と千尋の神隠しのテーマソング、『いつも何度でも』
生きている不思議 死んでいく不思議
この歌詞が、なんだか心にしみる
R.I.P.


