誘拐され、7年間監禁された女性と、監禁中に犯人との間に生まれた5歳の息子が脱出し、様々な困難に立ち向かいながらも、たくましく生きる、感動の物語です
脱出して終わりと言うよりも、その後、紆余曲折を経て、社会に適応していくまでのお話です
実話ではなく、原作は小説だそうで・・・
つい最近も、日本でも誘拐・監禁事件の実行犯が逮捕されたばかりですし、アメリカでも定期的にこのような事件が実際に起こっているので、被害者の立場に立って考えながら、厳粛な気持ちで鑑賞させていただきました
世界中にはたくさんの行方不明者がいますが、今、この瞬間にも、誰かの助けを求めながら、監禁されている人がいるのではないかと思うと、胸が熱くなります。
この映画をみて、決して諦めてはいけないんだ!何年かかるかわからないけど、チャンスはきっと来る!と実感![]()
色々な形はあれども、壮絶な体験をしたトラウマをかかえながらも、何とか社会に適応できるよう、つらい気持ちを心の奥に隠しながら、一生懸命生きている人がまわりにいるかもしれません。
よくその人を知らないうちに、あれこれジャッジするのはいけませんね。
以前、監禁・脱出をされた、モロッコのマリカ・ウフキルさんが書いた実話を読んだことがあります。
日本語では、『砂漠の囚われ人マリカ』という題名で出版されているようです。
壮絶な脱出劇で、非常に衝撃的です。
『ルーム』もお勧めですが、機会があったら是非、マリカさんの著書も読んでみてください![]()
被害にあわれた全ての方々の、いち早い心のご回復を、心よりお祈り申し上げます
