もうあれから21年が経ったのですね。
私は、1月の第1週から始まる冬学期の開始に合わせて渡米し、学校の寮に入居したばかり
まだ、インターネットがほぼない時代、国際電話も確か日本までの通話料は1分間70セント台だったと思います。
ちょうど、マーチンルーサー・キングのお誕生日で学校は3連休
TVも持っていなかったので、何も知らないまま、火曜日にクラスに行くと、先生が日本の震災のこと知らせてくれました。
あの手この手で情報を集め、かろうじて関西方面と言うことがわかりました。
寮に戻ってから、自宅や関西方面の友人に電話をかけ、幸い私の周りは全員無事とわかりました。
寮では8人で4部屋をシェアだったのですが、盗難も多く、誰もTVを持っておらず、私が小さなTVを買ったのは数か月後
そんなこともあり、あの震災のニュースや映像を見る機会は、ほとんどありませんでした。
この度、ニュースで特集番組を見たり、新聞で記事を読んだりして、今更ながらに、本当に大きな災害だったのだと、知ることができました。
今まで、何も知らなかったとを、恥ずかしく思います。
今に比べて世界は遠かった・・・
震災の際に、小さなお子様だった方々が、今、いろいろな分野で、立派な社会人として活躍していらっしゃる。
多くの被災者様が、心に傷を負ったまま、それを乗り越え、懸命に生きていらっしゃる姿を拝見し、心より哀悼の意を表したいと思います
そして、犠牲者の皆様の、 のご冥福をお祈りします。