だんだん、雨からみぞれ、みぞれから雪に。
こんな日に限って仕事…。。
フリーで仕事をしてると、
仕事の終わりが突然やってくることがある。
会社都合だの予算都合だの言われて、
事実上の解雇宣告をされる。
昨日、まさにそれはやってきた。
なんとなく噂では業績がよくないから、
部がなくなるかもという話は聞いてたが、
いざ説明を聞いてるとふつふつと怒りにも似た感情が込み上げる。
そんなときの私はどんな顔をしてるんだろう。
その会社では3年半しか仕事をしてないが、
その会社ではかなりの古株になっていた私。
正社員も派遣もフリーも、
みんな長くても2年以内に辞める人が多く、
私はかなり長いほうだった。
で、その事実上解雇宣告のなかで、
「もう3年もやってるんですか。古いですね」
と言われた。
さらっと聞き流したけど、
まるで廃れていくもののような、
使い道がなく味だけ出てしまった骨董品のようなそんな物言いだった。
私もこれまで人に「古いですね」と言ったことがあったかもしれない。
「この会社ではもう古いほう」とか言っていたかもしれない。
でも、「古くなったから終わり」と言われた気がして、せつなくなった。
年下の社員の女性が何気なくいった
「古いですね」にそこまでの意味はないだろうけど。
古いからこそいいものもある。
そう思ってもらえる人間にならなきゃな。