『金スマSP』を見ました。
前半に、スケボーや焼きそばではしゃいでるマッチを見たからか、
余計にぐっときました。
私は、そのレコ大ニュースを知らない世代だし、
現在のジャニーズが賞レースに出なくなった理由がそこにあるってことしか知らなかったんですけど・・・苦しすぎる事件だったんですね。
お母様が亡くなられただけでも悲しいのに、遺骨まで・・・。
見ていて、ただただ切なく苦しくなりました。
番組の最後の方で、マッチが
「喫茶店をプレゼントしなければ、芸能界に入っていなければ・・・」
そんな感じのことを言っていて、せつなくて泣けてきました。
そんな時代だったからか、そんな世界だったからか、芸能人だったからなのか。
考えだしたらキリがないですね。
でも、黒柳さんの言うとおり
「歌って踊ってるマッチに元気をもらった人はたくさんいる」
だから、芸能界に入った自分を責めないでほしいなと思いました。
少し話がずれますが、この冬に奈良に行ったときに電車の若者を見て、
もし剛さんが芸能界に入っていなかったらこんな風に地元の友達と遊んだり、デートしたりしてたんだろうか・・・
そんな風に思いながら町並みを眺めていました。
確かに、芸能界には人ができないことをできる分、人ができることができなくなることが多くなる。
今と昔は違うから、昔なんてきっと縛りも多かったんでしょう。
剛さんも、普通に暮らしていれば人に対して恐怖心を抱くようなこともなかったのかもしれない。でも、本人も話すようにその分今手に入れたものが手に入らなかったこともあるだろう。
そう考えると、やっぱり人生って複雑。
どんな人でも光と影があるんだ・・・そう思わされたSPでした。