以前の記事でちょろっと話をしている易経について。
なにそれ?という感想がほとんどだと思います。
次に多いのは「ああ、占いのね」、とか
「当たるも八卦、当たらぬも八卦のね」
などの答えが出てくるでしょうか。
中国の古典。とか、江戸時代まで学んでいた四書五経のうちのひとつ、
とまで出てきたら若い人でしたらかなり本を読んでいるかたかもしれません。
50歳以上の方はこの本を被災地に活用してほしいんですよ。
理由は決断の時の大きな支えになるから。
え?占いで決めるの?という声が聞こえてきそうです、
もちろんそのような用い方もできるのですが、
筮竹や易用の八面体サイコロがあるとは思いません。
(コインで占う方法もありますが)
読み続けていくことでぐちゃぐちゃな問題を
シンプルに判断できるようになってくる側面があります。
また、心の持ち方としての読み方が非常に重要だということに
今頃気づいた側面もあり、この観点からも重要です。
え~?古くさ!という人もたくさんいるでしょう。
易経、と言ったら古くささ満点です。
ではBook of changesと、言ったら?
ブック オブ チェンジ(ズ)、
変化の書。
英語での翻訳名です。
こう書くと気になる人も増えてくるのではないでしょうか?
え、なんでその認識が今ないの?
それは置いておいても、まずは学ぶ
必要があると思いませんか?
ライプニッツも学んでいます。
ユングも学んでいます。
アーノルド・トインビーも学んだようです。
マーフィー博士(ポジティブ思考の方)も
学んでいます。
放置するにはあまりに惜しい状況です。
ただ、注意したほうが良いと思うのは
孔子は50歳で学べば大きな間違いが少ない、
というようなことを言っていたはずです。
また、心の学びの観点に気づくのが遅れたため、
現在、自分においてひどい状況です。
50歳以下で易は学ばない方がよい
という観点も分かります。
(そういう意味ではないという見方もあります。)
この辺はあらかじめおさえておかなかった自分に
悔やまれるところなので、
同じような間違いは避けてください。
変化の書。
学んでみたいとは思いませんか?
(心の学びとしては論語や(大学という書物からが
入りやすいという話もあります。)
實語教(一例:日本人の心はこれで育った)などから
入るのがいいのかなと思います。
でもまずは自分だ―――――――。)