さて今日は自慢話(笑)。
私が『多言語』という言葉・感覚・考え方と出会った当時
とある専門学校の講師をしていた。
美容系の専門学校と製菓調理系の専門学校で教えていたのだが
製菓調理校のカフェビジネス科は1年コースで社会人も多く
海外からの留学生も数名在籍、学生がバラエティに富んでいた。
当時、複数いたのは韓国からの留学生。
今でこそ韓国語に親しみを持ち、多少の会話は可能になった私だが
それまでは学生時代に出会った韓国からの1人の留学生の印象が強すぎて
正直言ってあまり韓国にいいイメージを抱いていなかった。
だが当時、私はちょうど『多言語』と出会ったばかり。
しかも魅力ある韓国人留学生たちとの出会いもあり
急速に韓国や韓国語を身近に感じるようになっていた。
幸いなことに学生さんたちは日本人も韓国人も台湾人も
みんなとてもフレンドリー♪
よく、放課後カフェ練習にお邪魔してはカプチーノをいただいていた。
とにかく早くいろいろな言語を話せるようになりたくて仕方がなかった私は
これ幸いと、その時間を使って韓国の子たちにあれこれ質問しまくった。
「これは韓国語でどう言うの?」
「あれは?」
そして自己紹介を韓国語で言い、聞いてもらって喜んでいた。
「チョンベケスムニダ~」
机に手をついて頭を下げたその時。
男の子が「ぶっ」と吹き出すのをこらえるように、口元を手で押さえた。
ん? 何?
何かおかしかったかな?
何故吹き出されたのかまったくわからず、私はキョトン。
すると女の子が迷いなく彼に尋ねた。
「何? かわいい?」
「うん」
交わされる短い会話。
それだけで私のテンションは急上昇した。
何だかわからないけど、気に入ってもらえたようだ。
顔が緩むのをこらえるのが大変だった。
その後、吹き出した彼がさらに、私を喜ばせた。
「先生、韓国に来たらモテますよv」
え~~~っ?!
ホントーーーっ?!
何故だかわからないけれど、何かがツボだったらしい。
ちょっと本気で、飛行機のチケットを取ろうかと思った(笑)
そんな、自慢話♪