旦那とは相変わらずレスな日々。でもそろそろ交わらないと私の下着や服装の変化におかしく思うだろう。次誘ってきたら答えよう。そんな事を考えていたら遂にこの日が来た。

 旦那が子供を連れて実家に帰る。

私はあまりついて行かない。お互いのリフレッシュの為に。その辺はとても良くできた旦那である。

 飲みに行くか友達とゆっくり遊ぶか悩んで友達を選んだ。いつも夜勤と言って出かけるので私服で会うのは初めてだ。少しオシャレをして普段履かないパンプスを履くが慣れないので足が痛い。ご飯を食べに行きせっかくやから夜景でも見に行く?と言うわれる。この時にスニーカーで来たら良かったとはじめて悔やんだ。

 目的地に着き車を降りて歩くも私は鳥目で前が見えない。友達にしがみつく。ベッド以外ではドライな私なので少しびっくりしている。かわいいとこあるやん。やらしいだけちゃうんやなと笑う。

 私はフンと言いながらも目の前に輝く夜景にポカンとしていた。大阪にきて二回目の夜景。私は時間を忘れてボーっと眺めていた。友達も何も言うわず私が飽きるまで付き合ってくれている。

 そんな何でもない時間が心地良く私を癒してくれる。



  つづく、、。