前回、3匹目の続きです。

いちことてんのすけを、時間差で保護した時に、診てもらった獣医さん(女性)が、子猫が女の子ならもらうんやけどな〜っとおっしゃってたのです。

で、3匹目(女の子ね)を診てもらいながら、

私「どうですか?この子、貰って下さいませんか?もちろん、もちろんワクチンなどが、済んでからですが。」

先生「今、家に病気の老猫がいてます。夫とも相談するので少し時間下さい」

という事でとにかく、この子猫を家に連れて帰る事になりました。

車から、ダンボールに入った子猫をおろした時に、なんだか視線を感じて振り向くと、茶白の猫が私をジッと静かに見ていました。

あっ!あれはこの子猫のママ猫だ。

『取り返して大事に置いといた私の子を、とったのお前やね』と(感じました)身じろぎせず、私と子猫の入ったダンボールを見つめていました。

とても、神妙な気持ちになりました。

『ほんとうにごめんね。大事に一生懸命に育てていた子猫を勝手にとって。でも、この子猫病気でほっとけないんよ。暖かくしてしっかり面倒みるから、許してね。』

口に出して言ったのか、心の中で言ったのか、覚えてないです。

それから毎日一日中、子猫とママ猫は、大きな声で家の中と外で鳴き合ってお互いの声に答え、呼び合っていました。

ママ猫の声も悲痛、子猫も声の限りに鳴いていました。

人間の勝手な考えで、なんてかわいそうな事をしているのか。
そんな事する権利があるんか?
心が痛くて決心が揺らぎそうでした。

でも、ママ猫に返すと確実に、冬を超えることは出来ない…

とにかく獣医先生のお返事まちです。

とても長く感じたけど二日後には、お返事下さいました。
「その子猫、育てさせて下さい」と。

獣医先生に、貰ってもらえるなんて、これ以上に心強い事ないですよ!

ありがとうございます。

手厚い治療で、すっかり元気になって、生後半年位にてんのすけと対面した事がありました。


その時のちゃほ(3匹目子猫の名前)



ヤンチャそうな(ゴメン)顔してますよ〜
気の強い女の子って感じ!


てんのすけと色目はにてますね。
同じぐらいの頃かな。これは、てんのすけ



ではまた。