​探求活動

皆さんお久しぶりです笑前回のブログから約4ヶ月も経っていました^^;そして私もトビたつまであと2週間となりました。今からドキドキと不安が入り乱れてます笑

さて、今回のブログのテーマは探求活動についてです。私はヨーロッパとオーストラリアのバレエの違いについて探求する為、両方の作品を鑑賞し、比較します。ヨーロッパのバレエについては昨年7月に鑑賞したので、その公演についてのブログです。


私が7月に鑑賞させて頂いたバレエ団はイギリスロンドンの英国ロイヤル・バレエ団🇬🇧です。ロイヤルバレエ団の特徴として挙げられることはロシアバレエやパリオペラ座バレエとは違い、バレエ団の設立が個人である為、当初から大衆受けする作品が多く作られてきました。(バレエ用語では「ロマンチックバレエ」と呼ばれる)

今回鑑賞させて頂いた演目はロマンチックバレエの代表作ロミオとジュリエットです。この作品はイギリスの作家シェイクスピアの原作であり、スコットランド生まれの首席振付家ケネス・マミクランによって振り付けられた2幕構成の作品です。

(2幕とは、場面が大きく分けて2つあることです。)



この作品を鑑賞した感想

1幕:まず初めに驚いた事は舞台上に30人以上のダンサーがいるのに足音が一切しないこと。重心のコントロールや1つ1つの動きに無駄が無かった。ロマンチックバレエという事もあり、ストーリー性が濃くダンサーそれぞれの表情や仕草が物語に観客を惹き込ませる演技だった。1幕のラスト主役の男女が踊るパ・ド・ドゥ(2人で踊ることを指す)にロミオとジュリエットのお互いを心から愛し合い、思いを伝え合うことが体現されており、涙無しには見られなかった。



※余談

東京文化会館という日本最高峰の劇場での上演でした。1階から5階席まであり全ての席が前の席と重ならないように作られており、音の反響も良い素晴らしい劇場でした✨入った瞬間に素敵過ぎて号泣しかけました笑今回1で東京まで行き、弾丸日帰りで鑑賞しに行けたのも良い思い出です笑


2幕:1幕より人間関係がドラマチックに描かれており、どの登場人物の立場に立っても感情移入してしまった。ロミオとジュリエットは両家が対立関係にある為、結ばれることは無い切ない恋物語。切なさだけでなく、両家の対立への反抗や互いを思い合う気持ちの高まり、、徐々に引き裂かれる運命に涙が止まらなかった。バレエは踊りがメインではあるが、それぞれの正義を持ち葛藤する登場人物達の人間ドラマも見ることが出来る演目となった。