皆さんこんにちは(=゚ω゚)ノ♪
今日も変わらず静岡は暖かな日中ですけども、
お変わりありませんでしょうか(*'▽')。
さて、先週の月曜日からコツコツと
家の教室の看板のメンテナンス作業を続け、
昨日無事に仕上がり元の位置に取り付け
ました(∀`*ゞ)エヘヘ。
では、振り返りの意味を込めて改めて
触れさせて頂きます('ω')ノ。
まずはメンテ前の状態。
風雨にさらされ表面の変色と文字が剥離し
始めてきたところです。
前回のメンテから数年は経っているので、
木地の状態がどれだけ傷んでいるのかを気に
しながらの作業でしたが、幸いにも腐ってなく
サンドペーパーで磨けば元の木地でした。
因みに素材は花梨の一枚板で厚みは1寸あり
とても重いものになります。
それ以前の看板は手頃に売られている
加工しやすい松の集成材を使って
いたのですが、外にかけてありますので
経年劣化が思いのほかひどくてシロアリに
食われていたとも知らずに割った際に
ワラワラと飛び出してきたときは本当に青ざめ
ました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。
サンドペーパーを数種類使って徐々に磨き
上げることおよそ2時間…
すっかり変色した表面だったのが元の木地の
色に戻り、手触りも気持良くスベスベに
なれました(∩´∀`)∩ワーイ。
ひたすらに磨いていたのですっかり汗だくに
なりました(*´Д`)。
出先のレッスンが祝日休みでしたので、
時間を気にせず思う存分に磨け
ました( ´Д`)=3 フゥ。
そして翌日の火曜日になると…
鉛筆書きで下書きをしましたけども、
前回と同じ位置にするもどこかバランスが
悪く思い、かなり修正しました(;'∀')。
これでもやはり2時間位は必要でした(;´∀`)。
そして翌日の水曜日。
お昼前の時間を使って文字書きにかかりました。
以前までは水性絵具だったのを初めて漆を
使って書いてみましたが、有難いことに今物の
漆は高い湿度のムロに入れて乾燥させなくても
自然乾燥で乾く漆があることを知り、物は試し
と思い使ってみると速乾とはいかないものの
ちゃんと乾くのとかぶれずに済んだのとで
ホッとしてますε-(´∀`*)ホッ。
因みに尺八の中継ぎのゆるみや歌口の傷みにも
使えるか試すとこれまたキレイに仕上がれる
のでした( ゚д゚ )。
それから一日置いて金曜日。
レッスンの合間を使い柿渋を塗って色味を
変えてみました(`・ω・´)。
以前ですと簡単にニス(スプレー噴射式)で
済ませてましたが、5年前位から使っている
現在の看板以降は柿渋を水で薄めての
三度塗りで仕上げてます。
※回数を経るにつれ徐々に濃くしてます。
作業中にうっかり柿渋の原液を畳の上に
思いきり大量にこぼしてしまい、大わらわで
始末してました( ̄▽ ̄;)。
それから一晩経ち土曜日を迎えると…
蜜蝋ワックスで磨き上げることも絡んで
表面の色合がグッと渋くなれたのですΣ(゚Д゚)。
そして、吊るす際の金具を取り付け…
無事に元の位置に取り付けました
(`・ω・´)シャキーン!!
足掛け1週間かかりましたが、無事に
蘇らせることがかないホッとして
ますε-(´∀`*)ホッ。