さてさて、今日のツイッターでのやり取りの中で

長らく気になっていたイカ甲について漸く分かったのです。

 

東京の金子さんと言うお琴屋さんが画像を載せて

下さったのですが、イカ甲の構造が実に分かり易くて

私の中ではナゾのお箏の存在とも言える正体が判明して

これで1つの疑問は解けました。

桐の原木から製材する時の余りの材料を使って、

さながら寄木造の仏像と同じ感覚でお箏が作られる事が

分かりました。

画像を見てますと、磯の部分が3つの部材で

成り立っている事がお分かり出来ると思います。

 

龍尾の部分も幾つもの部材を寄せ集めて

まとめ上げたのが見えますが、それだけ余り部分も

大切に使ったのだと言えます。