さてさて、今日のツイッターでのやり取りの中で
長らく気になっていたイカ甲について漸く分かったのです。
東京の金子さんと言うお琴屋さんが画像を載せて
下さったのですが、イカ甲の構造が実に分かり易くて
私の中ではナゾのお箏の存在とも言える正体が判明して
これで1つの疑問は解けました。
かねこ琴三絃楽器店 金子政弘@pcm501es@keijiro_azuma クリ甲の下や丸太で甲を取った余りの材料です。製材すると必ずでます。
2016年11月30日 15:01
桐の原木から製材する時の余りの材料を使って、
さながら寄木造の仏像と同じ感覚でお箏が作られる事が
分かりました。
かねこ琴三絃楽器店 金子政弘@pcm501es落札楽器来ました、当店の会津桐紅木巻きです、30年以上前のですが丁寧に使われていたので目立った傷もも有りません。昔のイカ甲使用です。 https://t.co/1FNZaA05y0
2016年11月30日 12:37
画像を見てますと、磯の部分が3つの部材で
成り立っている事がお分かり出来ると思います。
龍尾の部分も幾つもの部材を寄せ集めて
まとめ上げたのが見えますが、それだけ余り部分も
大切に使ったのだと言えます。