こんにちは!


お箏(こと)の麗華です。おとめ座



今日は宮内庁式部職楽部の雅楽演奏会をお伝えしますね。晴れ


私の生徒のおじい様が宮内庁関係だったことから「先生、お箏もあるんですよ。皇居の宮内庁楽部の雅楽演奏会に行きませんか?」とお誘い頂きました。音譜


当日は参入門も決まっており「大手門」とのことでした。(退出門はまた別)


紹介者の氏名と私の名前を記載した入場券を入り口で提示し入場しました。メモ


パンフレットを頂きましたので、始まるまでの時間に読ませていただきました。本


「皇室の長い文化の伝統に深く関わり、今日まで伝えられてきたものの一つに雅楽があります。現在も式部職楽部では、古来からの雅楽の伝統を継承し続け、宮中行事の折に演じられるほか、春と秋には演奏会が行われます。」とのことです。


そして「雅楽とは、元来は俗楽に対する言葉で、正統の音楽を意味します。この意味で雅楽と呼ばれる音楽は中国や朝鮮にもありましたが、その音楽そのものは日本の雅楽とは全く別のものです。」


「日本の雅楽は、日本古来の歌と舞、古代のアジア大陸から伝来した器楽と舞が日本化したものおよびその影響を受けて新しくできた歌の総体で、ほぼ10世紀(平安時代中期)に今日の形に完成した日本の最も古い古典音楽であります。」


「主として宮廷、貴族社会、有力社寺などで行われてきましたが、現在では宮内庁の楽部が伝承する雅楽がその基準となっています。」と記載されてました。



雅楽には、「管絃」、「舞楽」、「歌謡」の三つの演奏形態があるとのことです。宝石緑宝石紫宝石赤



さらに、宮内庁式部職楽部の楽師が演奏する雅楽は国の重要無形文化財に指定され、楽師の全員が重要無形文化財保持者に指定されてるそうです。ビックリマーク



演奏中の写真撮影および録音は禁止でしたので、パンフレットの写真で少しでも雰囲気が伝わると良いですが。あせる



管絃(かんげん)です。




管絃では笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の三種の管楽器と、琵琶(びわ)、箏(そう)の二種の絃楽器と、鞨鼓(かっこ)、太鼓(たいこ)、鉦鼓(しょうこ)の三種の打楽器で合奏します。




合奏といっても、篳篥が主旋律を奏し、龍笛が同じ旋律をやや装飾的に奏します。


これに笙が和音を付け、絃楽器と打楽器はリズム楽器として用いてます。


荘厳な感じです。私は箏をじーっと見ていましたが、旋律ではなく伴奏としてリズムや和音を奏してました。


余談ですが、箏柱(ことじ)一つ一つに菊の御紋が入ってました。



舞楽(ぶがく)です。





舞楽は音楽とともに奏する舞です。装束がとても美しく舞も優雅です。ラブラブ



私は春の演奏会に行かせていただきましたが、秋の演奏会は一般公募があるそうです!ニコニコ





お箏レッスン行ってます音譜

http://profile.ne.jp/pf/sakurakoto-chiemi/