頑張ったのにうまくいかなかった

思うような結果が出なかった

っていうか、失敗した




毎日生きていれば

こんなふうに感じることも、あるでしょう。




自分の思うようにいかなかったこと


あの日、その先の未来なんか知らずに
些細な選択を間違えた自分



悔しくて、悔しくて
たまらなくなることも、あるでしょう。





でも


そゆとき大切なのって


そのうまく行かなかった経験をどう次に活かすか考えるよりも

反省点を見直すよりも



まず




結果が出なかった

それでも

一生懸命取り組んできた




そんな

真正面から向き合って

一生懸命、一生懸命

ゴールに向かって走り続けた自分を



優しく、優しく


愛を持って
抱きしめてあげることだと思う。






よく頑張ったね
一生懸命やったね



結果は出なかったけど




私はあなたの頑張りを、誰よりも知ってるよ



って。





決して

あんなに頑張ったのに結果が出なかったダサい自分を

失敗という結果に終わった情けない自分を




恥ずかしいからって
悔しいからって


なかったことにしちゃ、だめなんだよね。




そういう自分をおさえこんで
見てみぬふりをして


『次はもう失敗を繰り返さないもん!』


って


意地になる気持ちも分かるけど




でも




結局

自分を置いてきぼりにしても

ぜんぜん、前に進めんのよ。





前に進もうとすると

結果が出なかった過去のダサい自分がやってきて


『待ってよ。なんで私を置いていくの?』

『私のことを無視しないでよ』



って


あなたの腕を掴んで離さないから。




だから


どうか

なかったことにしないでね




結果が出なくても
失敗に終わっても



一生懸命自分に向き合って努力したあの頃の自分はさ




ただ、単にさ


あなたを、幸せにしたかっただけなのよ。


あなたに、幸せになってほしかっただけなのよ。




そんな、自分への美しい愛情に溢れたあなたは



誰よりも、魅力的だから。




どうか、それを忘れないで。




大丈夫。





あなたの

その頑張りは、努力は、前向きさは



あなたをキラキラと輝かせてくれる糧になるから。





どうか、その瞬間まで


あなたの過去は

宝箱にしまって

大切に、大切に、持っててね。