京都東福寺は奈良の東大寺、興福寺から一文字づつとって名付けられたお寺。

東福寺の紅葉といえば

そうだ 京都、行こう。JR東海のCMのキャッチコピーにしようされた【600年前、桜を全部切り取りました🌸春より秋を選んだお寺です🍁】が凄く私の心に残りました🥹

※写真は過去写真です






「東福寺三名橋」と呼ばれる「通天橋(つうてんきょう)」「臥雲橋(がうんきょう)」「偃月橋(えんげつきょう)」があり、橋上からは洗玉澗と呼ばれる渓谷を彩る見事な紅葉を見ることができます🍁


春より秋を選んだ??なぜ桜を切ってんやろ??調べていくと凄い✨✨✨私の祖父母の眠る淡路島のお寺とつながりがありました‼️京都大好きな私にとって、小さい頃から慣れ親しんだお寺と東福寺がつながっていたことが嬉しくて💓心臓がバクバク💓


東福寺の画僧・吉山明兆が書いた大涅槃図を気に入った将軍の足利義持に褒美に望みを尋ねられたところ、【境内にある桜を禁じてください。花見客が増えると遊興の地となり修行の妨げとなります】と答えたからだと言われているそうです。

その明兆が、まさかの淡路島出身🥹感無量🥹

毎年3月14~16日まで涅槃会では、大涅槃図」を掛けられます。私は涅槃図も大好き💕

東福寺の涅槃図は、猫が描かれている事で有名。お釈迦さまの使いがネズミ🐀なので、他の涅槃図に猫は描かれていないそうですが、明兆が猫好きだったとか、涅槃図を書いている時に何度も猫が絵の具を持ってきたからと言い伝えられているようで、唯一猫が描かれた涅槃図として有名です。大涅槃図は圧巻です🥹




涅槃会の時に振る舞われる、ハナクソって呼ばれるお菓子と甘酒


そのほか、大好きな作庭家 重森三玲さんの石庭✨

🌟東庭(北斗の庭)

石柱(東司の円柱のあまりの柱石のあまりを採用)により北斗七星をイメージした枯山水庭園



🌟南庭
蓬莱、方丈、瀛洲、壺梁と仙人の住む四千仙島をイメージした石組みと、京都五山をイメージした苔の築山でできた石庭



🌟西庭(井田の庭)

きれいな四角で刈り込まれたサツキを市松模様になるように配した庭園



🌟北庭(小市松模様の庭)

小市松模様をみたら重森三玲!!🥹


市松模様と、ハートの形に切り込まれたサツキ


結婚式の前撮りによく使われです。


南庭の蓬莱、方丈、瀛洲、壺梁、八海、五山 西庭の井田市松、東庭の北斗七星の八つを生涯における八つの主要な出来心※1【八相成道】から【ハ相の庭】と名付けられているそうです。

※1 お釈迦さまの生涯における八つの出来事【天下・入胎・誕生・出家・降魔(菩提樹の下で悪魔を降伏させた事)・成道(悟りを開いた事)・転法輪(説法、教え導いた事)・入滅の八つ】


そのほか東福寺の三門は京都五大門(✳︎2)の一つで、日本最古、禅宗最大級の三門,涅槃会の時には2階が特別公開されて、明兆の極彩画、宝冠釈迦如来坐像、十六羅漢像が公開されます。


✳︎2 京都5大門→南禅寺三門、知恩院三門、仁和寺仁王門の京都3大門と、東福寺三門、東本願寺御影門


三門を支える4本の柱は地震から守るために豊臣秀吉が寄贈したらしいです!!知らなかったー☺️

三門前の蓮池も又素敵💓


本当に見どころ満載の東福寺💓大好き💓