雨上がりで晴れて湿度がめちゃくちゃ高いです。今年も不快な季節がやってきました。以前に乾燥した地域にいたときはこういう不快さは少なかったんですが、冬は気温が低いうえに乾燥肌でかゆくてたまらなかったんで、どっちもどっちなんですかね?
Cathedral - Hopkins (Witchfinder General)
私はブラックサバスもオジー・オズボーンもカテドラルもCDを一枚も持ってませんが、ここでカテドラルがやってること――の少なくともひとつ――は、ブラックサバスの90年代メタル的再解釈なんだろうなと思います。
余談ですが、YOUTUBEみたいな動画サイトの影響ってかなり大きいのではないかと思います。私はカテドラルの名前だけは知ってたけど、初めて接したのはYOUTUBEです。それまでナパームデスでのリー・ドリアンしか知らなかったから、彼が「歌ってる」ことにまず驚きました。それまでドゥームメタルのイメージって、ナパームデスのときみたいなデスボイスでうなってるんだろうと勝手に思ってました。
Cathedral - Ebony Tears
カテドラルもですが、ギズム
G. I. S. M. / Endless Blockades For The Pussyfooter
も、裸のラリーズ
Les Rallizes Denudes - Night of the Assassins - 3rd Sunset Festival August 3, 1976
裸のラリーズ Heavier Than a Death in the Family
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も、初めて接したのはYOUTUBEです。あまり真剣には探していませんでしたが、90年代にお店でこれらの音源を探してもなかったように記憶しています。パンク/オルタナ系やメタル系の専門店に行けばあったのかな?
さて、本題に。マーシャル・ジェファーソンはハウスの歴史を考えたときに絶対に外すことのできない人物ですが、
MARSHALL JEFFERSON On The House - MOVE YOUR BODY [The House Music Anthem]
もともとはハードロック、特にツェッペリンが大好きだったそうです。その後ジェファーソンはハウスを知り、その世界に入り、自らが最重要プロデューサーになっていくわけですが、彼が関わったもののひとつに「アシッド・トラックス」があります。
Phuture - Acid Trax
DJピエールがローランドのベースラインシンセTB303で遊んでるときにできたというこの曲は、イギリスを中心にヨーロッパをアシッドハウスに染め上げることになりますが、1980年代末期、スロッビング・グリッスルみたいなヨーロッパのノイズ/インダストリアル系の人たちがアシッドハウスに飛びつきますよね。なんでだろう?
それはともかく、この曲や同じくジェファーソンが関わった「I've Lost Control」
Sleezy D - I've Lost Control (House Side)
のようなアシッドハウスの古典についてジェファーソンは、「ブラックサバスやツェッペリンのようなムードを出したかっただけ」、「同じフレーズが延々と続くけど、昔のロックの長ったらしいソロパートみたいなもの」、「アシッドハウスとはムードを捉えることであり、(あの有名な)TB303(によるアシッド音)じゃないんだ」という主旨の発言をしています。
う~ん、どういうことだろ? おどろおどろしいダークな雰囲気を作りたかったってことなんですかね? 前述の通り私はブラックサバスを知らないからか、ちょっと分からないです。
なんとも締まりのないまとめですが、ブラックサバスは独特のイメージを作り出し、いろんなジャンルに大きな影響を与えた存在ってことなんでしょうか。
本日のFirebird