先月、ネットのニュースを流し読みしてたら
2019/3/12 BBCニュースより
『 北朝鮮で10日、国会にあたる最高人民会議の代議員選挙が実施された。投票率は99.99%で、687人が当選 』
へぇ~~~、そうなんだ!北朝鮮の国会議員も選挙で選ばれるんだ!!
知らんかった。
ということは、北朝鮮も選挙で選ばれた最高人民会議の代議員によって国が運営されている議会制民主主義国家?
記事をよく読むと、投票は強制で、投票用紙にはあらかじめ一人の名前が印刷されており書き直すことは許されない。反対票や批判票は存在しないらしい。
つまり、選挙は事実上、金政権の強制承認システムだけど、形式的には代議員は国民の皆さんに選ばれた人たちであり、そこで議決された結果は国民の総意であると錯覚させるシステムなんだろうと。
少し時代を遡れば、ヒトラーだって選挙で選ばれた。
世界恐慌による国民の不満を背景に ヴェルサイユ条約の破棄や地代の廃止などを訴え、労働者層を中心に熱狂的な人気を集めた。その圧倒的な支持を背景に授権法(全権委任法)を成立させ、国会は有名無実化し、憲法に反する法律の制定すらも可能にした。
そこから反対や批判を許さないナチス政権の独裁と強権の政治が始まる。
きのうツイッターの書き込みで
『○○に政治(批判)を持ち込むな。の真意は、○○に安倍政権批判を持ち込むな。だろう!』
というのがあった。
確かに、『○○に政治(批判)を持ち込むな。』の標的は
俳優の集団的自衛権反対発言だったり、芸人の辺野古反対や現政権批判だ。
現政権の提灯持ち的な発言についてはスルーされる。提灯持ち的な書籍はメディアに取り上げられやすいように感じる。
政府を代表する官房長官の会見も肯定的な質問には丁寧に答えるが、批判や疑義を含む質問については『指摘は当たらない』『問題ない』『コメントする立場にない』のどれかを発するのみだ。
権限を委託し国の運営を任された人々が主権者たる国民の批判的発言を制限したり、疑問に答えない。あからさまにそうでないにしろ、そういう空気を感じる(感じさせる)というのは気持ちの悪いものである。