10月1日、7本脚のオスはライバルから先住オスに昇格。
先住オスの座を手に入れたあとはかっての先住オス同様、
メスのそばから離れることなく見守り続けた。
オスの行動のすべてはメスに合わせたもの。
メスがすべて、メスしか眼中にないのだ。
一週間後には体の同じくらいのライバルが現れ、
3日目にやっと追い払うことができた。
誇らしいオスはメスにアピールしているようだ。
2021年10月9日 8:28 あいがすべてさ~
9:17
触れ合いたい
別の網なので襲われはしないけど・・・近づきすぎ・・・
9:29
12:24
翌日は何事もなかったように安心、安全な定位置に戻っていた。
11:17 同じ方向に向き 主網にメス 向かいにオス
10月11日 12:52 何があったのだろう。いつになく離れていた。
夕方、網が壊れていた。
午前中は壊れていなかったしライバルが来たようにもないのに。
メスの丸々とした腹部。産卵を控えて防衛本能も強くなっている。
卵を育てるためには多くの食料を取らなければならない。
ひとつの可能性として、オスは近付きすぎてメスに襲われそうになり
必死で逃げて網が壊れたのかもしれない。
交接が終わればオスは無用、不要なのだ.野性の生物にはよくあることだ。
それでもオスは居続ける。哀しいけれども幸せなのかも。
10月11日 17:01
10月11日 17:02
しかし翌日、メスは自分の住居をつくり上げていた。
引っ張り上げたり補修をしたりもしたのだろうか。
メスが夜通し網を張っていたときも傍にいて作業を見ていたのだろう。
10月12日 7:50 カレは確かに見守っている。
10月12日 7:56 主網の位置は前より少し下がっていた。
オスに網を張る能力もなく手伝うこともないのだろうが、
端の方はちょこっと手伝ったみたいな形のようだ。精網に少しだけ似ている。
10月13日 7:26
10月14日 8:59 いつまでもいつまでも
10月14日 9:30
10月14日 16:50
穏やかな日は短い。10月18日にはまたもやライバルがやってきた。
カップルの間に強引に侵入して挑戦的だったが、2日後には追い払った。
2021年10月21日 13:56 13:57
新しい網はゴーヤのツルを支えにしていた。
ツルは伸びていくのに絡まるところがなく網と共に揺れていた。
メスは落ち着きがなくなり産卵が近いと推測する。