今年も多くの徘徊するクモと出会った。

 

 

ハエトリグモの仲間はわかるようになっても、

同定はとても困難。

数年前からクモに興味をもった者が簡単に

判別できる世界ではないけれど、

特徴あるものが現れると同定できることがある。

 

腹部の模様からデーニッツハエトリと分かった。


デーニッツハエトリ 

 

ハエトリグモ科 マダラハエトリグモ属。

体長♀8~9mm♂6~7mm。出現期は1年中。

マミジロハエトリとともに野外で最も普通に見られる。       

         「日本のクモ」 新海栄一 著

 

アジサイの葉上

 

2021年5月13日 15:09 

 

 

それでも、

3冊の本を何度も見てやっと確信できたのだ。

 

 
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ネイチャーガイド 「日本のクモ」 

「ハエトリグモ」 ハンドブック

「手すりの虫」 観察ガイド 3冊とも文一総合出版。

 

 

「手すりの虫」観察ガイド は

名前を知らなくても見たことがある昆虫が多く、

「関東の手すりでよく見かける約300種の

虫が収録されている」
 

「虫」ということで徘徊グモの写真もあり、

とても鮮明なので同定の手助けになる。
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触肢の先が丸いのは成体のオス。
目がずいぶんと突起しているように見える。
 
姿がはっきりとするようにとバックに白紙。
 
           15:34  ♂

 

自然の創造主が小さな身を守るために

与えたのだろうが、前を向いていながら

横目で見てるようで怪奇な感じは否めない。

 

           15:35

                15:36

 

上面が平べったいからか、頭上にある目も

突起しているようで大きく感じられる。

 

腹部が小さなオスは頭でっかちな印象。        

 

            15:37

ムム・・・撮った角度が悪かったようね。

 

オスだからね、こんなもんよ。