富士屋旅館@湯河原 | デカヨーキーこてつのてくてく散歩2

デカヨーキーこてつのてくてく散歩2

静岡県東部の沼津・三島を中心に食べ歩いてます
美味しい❗️旨い‼️を求めてお洒落なカフェから大衆食堂まで


あれはクソ暑い8月の事


都会の方には馴染みが深い際コーポレーションの運営する神奈川県湯河原町の富士屋旅館に行ってきた


際コーポレーション⁉️って何だ


って感じですが


私たち田舎者にはアウトレットにある紅虎餃子房を運営する会社で解ると思います


実際には100を超える飲食店ブランドを持ちその店舗数は何と…勝手に調べてください


そんな際コーポレーションが廃業していた富士屋旅館を買いリニューアルオープンしたとニュースで観たのはコロナが蔓延する少し前





ようやく行くことが出来ました


車から降りると滝汗が吹き出す気温でしたが


旅館のすぐ横にある万葉公園が涼しいと聞いたので


ちょっと散策に行ったら滝の周りの気温10度位低くいね


酷暑の夏にはオススメです




旅館は大正時代の建物、戦後すぐの建物と私たちが産まれた頃の中途半端な古さの建物の三棟からなります


今回は昭和43年に建てられた新館に泊まります

(私たちが産まれた頃と少しサバを読む)


新館は高度経済成長の真っ只中に建てられ


恐らく建設資材の質や建設基準など屁を喰らえって時代の建物なので


傷みが激しく使える部材など無く骨組み以外は全て作り直し


なので古い旅館ですが新築です




お楽しみは晩ごはん


八月の献立は滋味滋養❓だったか


精力増強をテーマにした感じ


拳大の岩ガキをはじめ鰻や稚鮎など食材の種類は豊富


天ぷらは何とフルーツの桃


朝起きたらぶったまげる程元気になったスッポン


スッポン料理って生き血を呑むってイメージで好きじゃなかったけど


生き血が無ければ元気が出て最高だね


締めは鰻土鍋ごはん


お腹いっぱいで大量に残したので


朝ごはん前の目覚めのごはんで頂きました


冷めても美味しかった



旅館の朝ごはん


だいたい購入したおかずが盛られる旅館も多い中


全てが手作り


ふわっふわの出汁巻きをはじめ牛の時雨煮やトロロなど絶品のお供の数々



そしてチェックインの時に選ぶ魚


六種類くらいの中から好きな魚を選べます


生でも食べられる鰤を塩焼きにしたのと分厚いサワラの西京焼き


目覚めに鰻も食べてるので腹パンパンです


チェーン店を運営する会社の旅館だからと高を括っていましたが


人材、食材、資金力など普通の旅館ではマネ出来ないレベルを体験し


その日のうちに翌月の予約をしたのはここだけの話




スクロールしただけで9月になりました


クソ暑い真夏から少しは過ごしやすくなったので2人とも袖が伸びました


オジイちゃんはこの頃から鞄を肌身離さず持ってます


ずっとお財布はお尻のポケット入れる派でしたが


飲んでる時に良く落としてたので鞄を使う様になりましたが


置き引きにあったら心配で女性の様に隣の空いてる椅子に置く様なことも出来ず


安心出来る環境以外は絶対に離しません


今回は昭和20年代に建てられた洛味荘に泊まりました


こちらは建具など古き良き時代の使えるものは残しニつの部屋を一つに改築した部屋です


部屋の前には大きな桜があり桜の季節に泊ったら最高です




九月の長月の御膳 松茸三昧です


三日前に三島のだいだいで松茸三昧を食べたばかりなので今回はそれ程テンションも上がらず




松茸の天ぷらとイチジクの天ぷら


先月は桃の天ぷらと天ぷらでは驚かされる旅館です



鮎と蒲焼と白焼


前回鰻土鍋ごはんで大量に残してしまったので今回は鰻土鍋ごはんはやめました


やはり三日前のだいだいの松茸ごはんが凄すぎたのでこれまた美味しかったのに感動が薄い


ですが三日前にだいだいに行ってなければ


素晴らしい料理の数々と言っていた事でしょう


翌朝も前回と似た様な朝ごはんを食べてお暇します


景色が良い旅館も最高ですが


お料理が美味しいと旅館の印象が非常に上がります


富士屋旅館も記憶に残こる宿になりました


近いのでまた泊ってみたいです



因みにこちらが三日前に食べた三島の割烹だいだいの松茸ごはん


こっちが凄すぎて感動薄くなるのも仕方ないよね