自分が通った小学校、中学校に、娘も通います。嬉しいよね。
こんにちわ！コテツだよU・ω・U
そんなこんな100万以上を貢ぎながら、ヤツが変わりますようにと日々願いながら暮らして妊娠が発覚。
嬉しい以外の感情がなく、ただただ嬉しかった。笑みが溢れるってこの事。そして当たり前に喜んでもらえると思っていた。
だがしかーし！！その考えは甘ーい！！甘すぎるー！！自力で世界一周しようとした時の移動手段にホッピング選ぶくらい甘ーい！まだ徒歩のが現実的！後からホッピングお荷物になるぜ！
案の定、ニコニコしながら報告したのに「育てる自信がないなぁ」とすごく冷たく言われて俺、号泣。
てゆーかビックリした。頭を松方弘樹が釣ったマグロで殴られた時みたいに衝撃を受けた（物の例えです）子供が出来るような事しといて、出来たら困るってなんやねん。ばかなの？
その日は、不安だけど頑張るねって話じゃなくて、共に育てるか検討します、というニュアンスの話をされた。
初めて、コイツ頭大丈夫か？って思った。
私の身体の半分が、コイツやっぱヤバない？って言ってる笑（赤ん坊もたぶん言ってる）
でももうお腹に赤ちゃんがいるから、引き返せない！赤ちゃんが生まれたらきっと変わってくれるだろう…！そう思うしかなかった。
これを見切り発車と言います。自分の中だけの話で見切り発車をする場合は勢いや決心がついたりしてプラスに働く事もありますが、他人に対して見切り発車をするとたいていその列車は脱線します。
さぁもう少しで脱線するよー！
見ててねー！
危ないよー！どいて！どいてー！
なんとか一緒に育てる決心だけはつけたっぽいヤツからは「一緒に頑張って育てていこう」とも「結婚してください」とも言われず、そのままつわりに入り、なぁなぁのまま婚姻届を出した。聞くのも怖かったし、たまに赤ちゃんの話とかしてきたから、もうそっとしておいた。
プロポーズもない
指輪もない
結婚式もない
ウエディングドレスもない
妊娠も喜んでもらえない
それでも一緒にいたいくらい好きだった。
レ•ミゼラブルのオンマイオウンという曲がこの時の自分にピッタリでした（ぜひ和訳をみていただきたい）
泥舟と分かってて乗り込んでるんだから、全部自分が悪い。室内でガス抜きした後に湯沸かし器つけて爆発させた不動産屋くらいに自分が悪い。
私の父親（私の父母も離婚しているので実家には母、別の市に父がおります）の家に結婚の挨拶に行った帰り、父が残念そうに話してくれた。
けじめとして、娘さんをくださいという意味合いの言葉を待っていたが、最後まで出てこなかった。しっかりしてくれないと困る、と。
娘を心配してくれているのがわかる父の言葉。
緊張していて言えなかったみたい、ごめんねって誤魔化した。
でも違う。ヤツにそもそもそんな決意も決心もないんよ。流れで結婚してます、彼は。ごめん、こんな人好きになって。もはや泥舟じゃない。ティッシュの船に乗って出港してます。
一応、やつから毎月数万ずつの返済は続いていたが、出産費用や赤ちゃんグッズの購入など出費が続くことが予想される。
私は堅実タイプなので、自分の貯金ですべて賄える状態だったが、ヤツに父親の自覚を持たす為に貯金箱を渡し出産費用を貯めて欲しいと話した。
「わかった！頑張るよ！」
と受け取ってもらってとても安心した。妊娠期間は十月十日とも言うし、それだけあればこの人にも貯金が出来ると思った。
あらあら おやおや それから どんどこしょ
〜にこにこぷんより〜
来月に出産を控え里帰りの計画などを相談し合っている時期に事件は起きた。
新しいキャッシングの利用明細書（75万くらい）が見つかった。
その場から動けなかった。
もしかしたら赤ちゃんでヤツが変わる事はないのかもしれないと思った。
仕方ないけど、この前渡した貯金箱からこのキャッシングを払おう…
フラフラした足取りで貯金箱を持つとカランと情けない音が。
缶切りで開けると５００円玉が2枚入っているだけだった。
皆様！こんな綺麗な見切り発車の失敗例を見た事ありますでしょうか？？
ずどーん！って感じ！逆に気持ちいい！
私が悟空なら「オラ、わくわくすっぞ！」って言ってるでしょうね！
誰か！当時の私を助けてやれ！！！