終末期ケアから看取りケアへ | 若年性認知症の旦那とうつ病の娘

若年性認知症の旦那とうつ病の娘

54歳で若年性認知症と診断され…同時期うつ病と娘に告白された…

食事が取れなくなって点滴での栄養補給になってしまった旦那…

二ヵ月ほど前までは普通食で、ある程度までは自分で食事が出来、残りの分は私が騙し騙し食べさせ完食もしていたのに、あっという間に寝たきりになってしまった。


しかし…かなり血管が細くなっているために頼みの点滴もスムーズに身体の中に入ってくれない。


腕から足へと場所を変えながらの点滴を始めて二日後、看護師さんからは点滴の針を刺す場所がもう難しいとの事…

そこで皮下注射で何とか生命を伸ばしてあげたいと私に相談して来ました。


皮下注射は我が家の老齢猫も食事が取れなくなって最終手段として取った行為で看取っていたので知っていました…それで本当にもう先が短いのだと感じ涙が止まらなかった。



一日でも長く生きていて欲しい…


勿論お願いして、次の日には終末期ケアから看取りケアの手続きをした。

施設の方からは、その人それぞれによりますが皮下注射で一ヶ月も生きられた方もいらっしゃいますからと言われ、少し望みが湧き心が軽くなった。