
何処からともなく漂ってくる「グッピーわらび餅」の自爆臭。
誰もがこれをゲテモノ駄菓子だと感じざるを得ない商品ではあるが、だからこそ
食べる価値がありそこから生み出される新たな「発見」は、これまで幾度となく
日本人が経験してきた「新食感」である可能性はまったくもって否定しては
ならない。
そもそも「駄菓子」と言うジャンルそのものが一風変わった食料でありそこに
わらび餅が追加されても不思議ではない。
今回はそんな「グッピーわらび餅」を試食したい。
―開封

まずセロファンを外して登場したのは「わらび餅」とは似ても似つかない
ゼリー状の何かである。
青くあやしく輝くその様は食べ物と言うカテゴリーを逸脱し、もはや美しい
オブジェのようにすら感じるまさに芸術品。
これを食べるという発想には到底至らない不思議な物体である。
という前置きは良しとして、さっそく食べることにする。
食べる前にどうやら白い粉をかけて食べるという2度おいしい要素が売りの
グッピーわらび餅。
この白い粉はどうやら「ラムネ」の粉のようで、わらび餅の美味しさを倍増
させる立役者になる。
―実際に食べてみる

実際に食べてみると、想像通りの味わい。
ソーダー味と言うべきか駄菓子のジュースを寒天で固めたような、ジャンキーな
フレーバーである。
これがわらび餅?わらび餅感は殆どないが、原材料を見ると「くず澱粉」
「わらび澱粉」が入っていることから、わらび餅であることには間違いない
ようだが、この味わいからわらび餅は想像しがたい。
ただし、ラムネパウダーは意外にもウマい。この粉だけで食べれてしまうほど、
ラムネ感がハンパなく清涼感もひとしおである。
わらび餅につけて食べてみるとようやく「グッピー」を感じることが出来る
無くてはならない名役者である。
値段は150円と普通の駄菓子よりはお値段はするが、とにかく腹が膨れ満腹感を
得ることが出来る駄菓子として一つ置いておきたい代物だ。
カクダイ製菓
http://www.kuppyramune.co.jp/index.html
秒刊サンデー (ライター:たまちゃん)
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