
昭和の時代では当たり前にあったご近所付き合いも、今ではすっかり疎遠となり、
時としてトラブルに発展するということも多くなりました。
それに加えて、個人情報保護などの観点から、昔は各世帯の情報がそれなりに
入っていたクラス名簿のみならず、緊急連絡網も廃止となる学校が増えるなど、
益々人とのつながりが希薄になっています。
そんな中、読売新聞社が運営しているニュースサイト内にある掲示板
“発言小町”に、驚きの投稿が寄せられ話題となっています。

(画像)
『同じ建物の住人の仕事を知りたいのは自然な要求ですよね?』と題して
投稿されたこちらのトピックスは、「同じ建物に住む住人が仕事を教えて
くれないと不安を感じるため、あの手この手で聞き出すのだが、
中々教えてくれない場合はどうしたらよいのか」といった内容。
このトピックスを読んだ人からは
・聞きません。知りたいとも思いません。
・変なご近所さんに依存されないように、ぼかしておくことで自己防衛する。
・「言いたくない」「言えない」仕事もある。
・ものすごく「不自然な」要求。
・すでに、トピ主こそが近所の要注意人物。
・トピ主さんの欲求は一般的ではありません。
・他人に対してそこまで興味ない。
・あなたの次の行動が恐ろしい。ご主人に話して解決策を探してください。
と、トピ主の行動に対して否定的なコメントが多く寄せられており、中には
「トピ主こそが要注意人物である」とバッサリ切り捨てるものも。
確かに、昨今では相手の仕事を知ったことにより無理難題を押し付けてきたり、
自分もその恩恵にあずかろうと集ってくる人がいるなどという話を耳にすることを
考えれば、教えたくないと思うのが当然なのかもしれません。
そして、同級生の親であろうが同じ建物に住む人であろうが、人のプライバシー
について必要以上にしつこく興味を持つ行動をとるというのであれば、確かに
要注意人物と思われてしまっても仕方ないでしょう。
コメントは、実際にトピ主のようなしつこい人に聞かれて困った経験のある人や、
過去、同じようなことをしていて「自分の値打ちが下がるだけだ」という事に
気づいてやめた、という人からのものも寄せられていました。
こちらのトピックスは今月(2013年1月)16日に掲載されたものなのですが、
20日現在でトピ主からの反応はありません。
果たして単なる釣りだったのか、それとも本気の相談だったのか。
寄せられたコメントを見て、トピ主が考えを改めてくれることを
願いたいと思います。
秒刊サンデー (ライター:Yohko Kitashima)
