【書評、のようなもの】上野アンダーグラウンド 本橋信宏著 駒草出版上野の博物館に月に5~6回ほど訪問を繰り返すうち、何でもあり的な街の雰囲気に惹かれましたが、著者もそんなところに惹かれた一人かもしれません。 題名からすると、上野のアヤしい場所のレポート的なレポートが中心かと思ったけれど、国公立の文化施設が立ち並ぶ文教地区的な一面と、アメ横や湯島方面の妖しい雰囲気が漂う軟硬玉石併せ持つ、世界的に見ても珍しい町について、成立から現在に至るまで突撃潜入レポートなども含めた、上野の街にふさわしい内容でした。