黒田清輝展の開会式&内覧会と縄文の
女神特別公開式に行ってきたので、
カンタンにご報告。

テープカットの様子

中央が東京国立博物館の
銭谷館長
東博には黒田記念館もあり、
足しげく通っていれば、「湖畔」や
「読書」といった有名な作品から、
下書きやスケッチなどに至るまで
まんべんなくお目にかかることが
できるので、東博所蔵品については
流して見るカンジで、他館や個人の
所蔵作品や、清輝がフランス留学時代の
フランス人画家たちの作品などを中心に
見て回ってきました。
とはいえ、今回のように黒田清輝本人の
作品だけでなく、同時代の他の画家たちの
作品も含めて縦覧できることは、貴重な
機会だと思います
あ、そうそう! 図録は今回出品された
作品の解説が充実していて、買っておいて
損はないと思います。
そして、同じ日に行われた山形県立博物館
所蔵の土偶「縄文の女神」公開式にも参加。
こちらは本館での公開なので、式典も
本館で行われました。


平成館に比べると、狭いし
出席人数もそれほど多くないのに
ちょっと窮屈な感じがするものの、
歴史を感じさせる建物の雰囲気が
いいですね

デフォルメが強すぎる?土偶の中に
あって、この土偶は女性の立ち姿、
それも顔が小さく八頭身美人に
見立てて「縄文の女神」と名付けられ、
山形県立博物館から門外不出的な
扱いだったのが、今回東博で
展示されてます。
ちなみに常設展入館料のみで見られますが、
他館所蔵品なので撮影は禁止
になってます。式典の後は内覧会となりましたが、
今回は本館1階の展示室も公開され、
いつも以上に人の少ない展示室で、
作品を堪能してきました。

イタリア人彫刻家・ラグーサの
「日本婦人像」
東京芸大所蔵の石膏原型(重文)から
鋳鋳した作品のようです。
カメラのテストも兼ねて、モノクロ+
Rフィルターモードで撮ってみましたが
なかなか味のある仕上がりではないかなと
思います。