【算数 新・小6編】速さ② 単位の組み合わせ | 小4から始める高校受験「お母さん、一緒にがんばりましょう!」

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私は12年以上にわたる個別指導塾経験から、受験に大切なことは塾に通うことではなく、早いうちから家庭での学習習慣をつけることだと痛感しました。お子さんとのコミュニケーションの取り方から、勉強法、受験情報まで、持てるノウハウの全てをお伝えします。

おはようございます。速さの2回目です。速さの問題を難しく感じさせている原因の1つは、「目に見えない」ことと先週申し上げましたが、今週はもう1つの原因について書いてみたいと思います。


速さは、単位です。


<速さ>

秒速(1秒あたり)

分速(1分あたり)

時速(1時間あたり)

1日あたり

1週間あたり


一方、時間や距離も単位です。


<時間>

1秒

1分=60秒

1時間=60分

1日=24時間

1週間=7日


<距離>

m=100㎝

㎞=1000m


速さの問題が難しく感じられるのは、公式がすべて単位で構成されていて、その組み合わせが多く存在するからだと思います。


速さ×時間=距離

距離÷速さ=時間

距離÷時間=速さ


をすべて覚えたとしても、分速○○メートルを求める問題、時速△△キロメートルを求める問題、何分かかるか求める問題、何時間かかるか求める問題etc.と、問題のバリエーションが多種多様になっています。分速⇔時速など単位の変換が同時に求められて、とまどってしまうからではないでしょうか?


今週は、準備運動として以下の問題をやってみてください。


(1) 1分間に100mずつ歩けば、4分間でどれだけ歩くことになりますか。

(2) 分速80mで10分間に歩く道のりは何mですか。

(3) 家から学校まで毎分120mで歩くと8分かかりました。家から学校まで何mありますか。

(4) 分速120mで15分間で走る道のりは何Kmですか。

(5) 分速1.5Kmで3分間に進む道のりは何mですか。


次の□にあてはまる数を書き入れなさい。

(1) 800mの道のりを1分間に80mずつ歩けば、何分かかりますか。

(2) 分速65mで□分間に歩く道のりは585mです。

(3) 家から学校まで毎分75mで歩くと□分かかりました。家から学校までは1050mあります。

(4) 分速160mで□分間で走る道のりは2.4Kmです。

(5) 分速0.6Kmで□分間に進む道のりは9600mです。


ごく基本的な問題ですが、いかがでしょうか?解答は次週お届けします。