おはようございます。速さの2回目です。速さの問題を難しく感じさせている原因の1つは、「目に見えない」ことと先週申し上げましたが、今週はもう1つの原因について書いてみたいと思います。
速さは、単位です。
<速さ>
秒速(1秒あたり)
分速(1分あたり)
時速(1時間あたり)
1日あたり
1週間あたり
一方、時間や距離も単位です。
<時間>
1秒
1分=60秒
1時間=60分
1日=24時間
1週間=7日
<距離>
㎝
m=100㎝
㎞=1000m
速さの問題が難しく感じられるのは、公式がすべて単位で構成されていて、その組み合わせが多く存在するからだと思います。
速さ×時間=距離
距離÷速さ=時間
距離÷時間=速さ
をすべて覚えたとしても、分速○○メートルを求める問題、時速△△キロメートルを求める問題、何分かかるか求める問題、何時間かかるか求める問題etc.と、問題のバリエーションが多種多様になっています。分速⇔時速など単位の変換が同時に求められて、とまどってしまうからではないでしょうか?
今週は、準備運動として以下の問題をやってみてください。
(1) 1分間に100mずつ歩けば、4分間でどれだけ歩くことになりますか。
(2) 分速80mで10分間に歩く道のりは何mですか。
(3) 家から学校まで毎分120mで歩くと8分かかりました。家から学校まで何mありますか。
(4) 分速120mで15分間で走る道のりは何Kmですか。
(5) 分速1.5Kmで3分間に進む道のりは何mですか。
次の□にあてはまる数を書き入れなさい。
(1) 800mの道のりを1分間に80mずつ歩けば、何分かかりますか。
(2) 分速65mで□分間に歩く道のりは585mです。
(3) 家から学校まで毎分75mで歩くと□分かかりました。家から学校までは1050mあります。
(4) 分速160mで□分間で走る道のりは2.4Kmです。
(5) 分速0.6Kmで□分間に進む道のりは9600mです。
ごく基本的な問題ですが、いかがでしょうか?解答は次週お届けします。