遅ればせながら

令和6年(2024年)4月6日(土)

4月文楽公演初日の簡単レポートを書かせていただきます。

 

 

お天気は快晴、

国立文楽劇場前の、桜も満開でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柱巻のポスターは

国立文楽劇場開場40周年。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場1階入り口では

大団七の巨大首(かしら)がお出迎え。

 

巨大首は文七も、置いてあります。

記念撮影スポットですよ。

 

劇場内も桜の花が、いっぱい。

 

 

 

 

 

『二人三番叟』の顔はめ看板も置いてあります。

顔はめ、2人で、できるようです。

 

入場料無料の展示室。

今回のテーマは、

「文楽入門」と

「文楽の襲名 十一代目豊竹若太夫襲名にちなんで」、

そして「襲名披露公演で振りかえる国立文楽劇場40年」。

 

 

 

 

 

 

 

 

1階ロビーに展示している本公演の芝居絵。

 

 

初日は第二部のみ鑑賞しました。

景事の「団子売」と「釣女」の間に

襲名披露口上と襲名披露狂言の

『和田合戦女舞鶴』「市若初陣の段」の形。

 

幕見席も販売しています。

 

 

 

 

エスカレーターで2階の劇場へ。

 

 

 

 

 

 

吊り看板の正面は

豊竹呂太夫改め

十一代目豊竹若太夫襲名披露。

もう一面は

『和田合戦女舞鶴』妻板額。

 

 

 

入場時に祝い紅白餅をいただきました。

黒門市場の公式マスコットキャラクター「もおんちゃん」も、

お祝いにかけつけてくれています。

 

 

イヤホンガイドを借りました。

事前に耳寄屋からネットで購入しているので、

大変便利です。

 

 

 

 

 

 

 

 

豊竹若太夫さんの襲名披露インタビュー、

ネットで「耳寄屋」からも購入できますが、

若太夫さんのカードが付いているのは

イヤホンガイドカウンターのみ、とのことですので、

イヤホンガイドカウンターで買いました。

500円で50分のインタビューが聞けて、

若太夫さんのカードも、もらえるなんて、

めちゃくちゃお得。

帰宅後、すぐ聞かせていただきました。

若太夫さんご出演のテレビ番組やラジオ番組を、いつも拝聴させていただいていますが、初めてお聞きするエピソードもあって、楽しかったです。

 

売店では、いろんなグッズが販売されています。

 

 

 

 

杉江みどり先生の切り絵のクリアファイル

『和田合戦女舞鶴』と

 

下瀬翠先生の絵ハガキを買いました。

 

もちろん

日本一コストパフォーマンスの良い(天野調べ)

プログラム(床本とセットで700円)も買いました。

 

市若丸の衣裳展示。

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年初春文楽公演

『壇浦兜軍記』阿古屋琴責の段 出演者一同が

令和5年度大阪文化祭賞を受賞しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十一代目豊竹若太夫襲名の御祝儀袋とお飾り。

 

2階ロビーにも桜の花が、いっぱいです。

 

 

 

本公演記念スタンプは、

『和田合戦女舞鶴』と『御所桜堀川夜討』です。

客席4番入り口の近くにあります。

 

いつも早い時間に売り切れる「上用まんじゅう」が売ってて良かった~。

 

 

 

タイムスケジュール通り、終演。

 

【雑感】

お祝いムードたっぷりでしたね。

 

文楽の襲名披露口上は、襲名されるご本人は、一切言葉を発しません。

とても厳粛なムードで、行われるのですが、

そこは文楽の技芸員さん、笑いもキッチリ盛り込んで

お客さんも和ませてくださいます。

 

そして、襲名披露狂言の『和田合戦女舞鶴』「市若初陣の段」。

これから、ご覧になられる方も、大勢いらっしゃると思うので、

ネタバレは避けますが、

一言、

「泣けます!」

 

1736年(元文元年)3月大坂豊竹座初演。

並木宗輔のちの並木千柳の作なんですが、

ホントによくできた物語です!

正直、ところどころツッコミどころ満載で、荒唐無稽なストーリーなんですが、

「涙腺崩壊間違いなし!」って、どうしてなんでしょうね。

普通なら、気持ちが冷めると思うんですよ、

「こんなの有り得ない!」って。

それが、ですよ。

会場の至るところから、すすり泣きが、聞こえてくるんです。

なんで泣けてくるのか?

文楽の太夫、三味線弾き、人形遣いの技芸の素晴らしさからくるものとしか思えないのです。

 

プログラムを読んで後から知ったのですが、

端場(切場の導入部分。今回の上演では豊竹希太夫さんと鶴澤清公さんが、ご出演)は、84年ぶりの上演だそうです。鶴澤清介さんが、「端場を復曲」されたことは、4月5日(金)国立文楽劇場小ホールで開催された「豊竹若太夫襲名前夜祭」でお聞きしていたのですが、まさか84年ぶりとは知りませんでした。

この端場の部分が、次の切場を引き立たせているんです。

お楽しみに~!

 

4月文楽公演は大阪日本橋・国立文楽劇場で4月29日(月・祝)まで。

4月17日(水)は休演です。

令和6年4月文楽公演

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