5歳になるかならぬの年に
不思議体験をしたこともあり、
「異界への敬意」は、ずっと抱いている。
今日は、その話は横に置いておこう。
ただいま、
開催中の
特別企画展
6月10日(土)見に行ってきました。
いきなり展示品を鑑賞するより、
学芸員さんのスライドトークを先に聞く方が
理解しやすいだろうなぁと思い、
スライドトークを拝聴させていただきました。
お話を聞いている時に思ったんです。
東京に行った時に見た
伝統芸能情報館の
企画展「怪談物のつくりかた―役者の芸と仕掛けの世界―」と
共通するモチーフが多いということ。
「異界彷徨」の展示会場にも
第１章芸能と異界のコーナーがあり、
次のように書かれている。
襲い掛かる妖怪、世にも恐ろしい怪談、幻惑の妖術・・・
幻想の世界は私たちの心を引きつけてやまない。
幻想の世界は言葉で語られ、人びとのなかでイメージが醸成されていく。
そして、怪異現象や超能力は芸能のなかに取り込まれ、
視覚化され娯楽として楽しまれていく。
そもそも、芸能のなかには祭りのうちから派生したものが少なくない。
神の振る舞いを人びとが模倣し奉納するという行為は、
次第に「演者」と「観客」を生み、ショーとしての性質も
帯びていった。見方を変えれば、信仰から離れた神事が、娯楽として
人びとを楽しませるという形で心を救う存在に変化した、ともいえるのかもしれない。
では、「異界彷徨」展で
芸能と関連している展示物を
ご紹介します。
その他の展示も興味深い物ばかりでした。
大阪歴史博物館の
「異界彷徨ー怪異・祈り・生と死」に是非、お出掛けください。
6月26日(月)まで、です。
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