前の段の舞台は「志賀の里」。
次の「桜の宮物狂いの段」では、
舞台は「桜の宮」へ転換します。
鷲にさらわれた息子を追って彷徨った渚の方は、
30年後、桜の宮へ辿り着きます。
そうです。
ご存知、桜の名所、
桜の宮です。
文楽の舞台、向かって右手に鳥居が見えます。
それが「櫻宮」です。
由緒書を見てみましょう。
この神社は、もと東成郡野田村にありました。
元和6年(1620)の大和川洪水で社殿が流され、
この近くに漂着したためその場所に社殿を再建しましたが、
低地であったことから、
宝暦6年(1756)あらためて現在地に移されました。
数度にわたる火災のため神宝・旧記等は
すべてなくなりましたが、
明治40年以降、兎我野町の若宮八幡神社、
鯰江町の新喜多神社、毛馬町八幡大神宮、
善源寺町の産土(うぶすな)神社を合祀しました。
このあたりは、むかしから桜の名所として知られており、
明治18年(1885)の大洪水により一度荒廃しましたが、
その後大阪市により毛馬桜之宮公園として整備され、
四季を通じて多くの市民に愛されています。
毛馬桜之宮公園へ行ってみました。
照明に、ついているレリーフは
桜と大川に浮かぶ舟の図案です。
居なくなった息子を探し歩いて30年経った
渚の方の心中を思うと
自然と涙が溢れてきました。
トンネル下の絵も桜と川。
JR桜ノ宮駅前の壁も桜の絵。
ここでPR。
私の事前解説、文楽『良弁杉由来』鑑賞、
さて、三味線奏者・鶴澤清丈'さんの解説がセットになった
「天野光と文楽へ行こう16」を受付中です。
お申し込み、お待ちしております。
初春文楽公演
第1部で『良弁杉由来』は上演されます。
是非、万障お繰り合わせの上、ご観劇ください。
アプリ「ヒマラヤ」でラジオを始めました。
アプリ「ヒマラヤ」をダウンロードして
天野光 で検索してください。
フォロー&コメント、よろしくお願いします。
好奇心は人生の宝。古典芸能案内人・天野光ラジオ
***************
LINE公式アカウントやっています
LINE公式アカウントは、メルマガのように配信しています。
やりとりも個別に簡単にできますので、
登録よろしくお願いします。
こちらのQRコードで登録できない場合は、
LINE ID検索で
@640ogigaでも登録することが出来ます。
********
天野光 今後の予定
いつでも入会可能
*********
国立文楽劇場ホームページ
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
公益財団法人文楽協会オフィシャルウェブサイト
***メニュー***
少人数グループ、
企業セミナー、
地方自治体生涯学習セミナー、
小学校、中学校、高校、大学への
出前講座も受付中です。
下記お問い合わせフォームから
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォームはこちら
私のフェイスブックはこちらから。
フォロー、お友だち申請はお気軽に!
https://m.facebook.com/amano.hikaru.2
インスタグラムはこちらから。
https://www.instagram.com/amanohikaru.amasan/
ツイッターはこちらから。
フォローはお気軽に!(フォロバします。)
https://twitter.com/amanohikaru2
HP「古典芸能のススメ」も更新中
https://artcoordinator.com/
You Tube古典芸能案内人天野光チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCTfSpq9VvUNM5065DoXMxAg