2019年8月9日(木)
「相愛大学「伝統芸能コーディネーター育成プログラム2019」連続講座
第5回『雅楽の公演活動を支える基盤ー楽器編ー』を受講しました。
講師は株式会社たなかや代表取締役細田至紀さんと
相愛大学特別研究員出口美紀さんでした。
「たなかや」さんは
奈良県天理市にある雅楽器屋さんです。
明治30年田中神輿店創業。
現在の社長さんで六代目になるそうです。
★楽器の解説
1つ1つ物凄く丁寧に解説していただきました。
管楽器
鳳笙(ほうしょう)
篳篥(ひちりき)
龍笛(りゅうてき)
絃楽器
楽琵琶(がくびわ)
楽箏(がくそう)
・絃をはる実演 一般のお琴より長い楽箏
打物
鞨鼓(かっこ)
太鼓(たいこ)
鉦鼓(しょうこ)
★楽器製作の現状
◎楽器師の後継者難と世襲の難しさ
◎昔ながらの手作業の困難
◎需要と供給の影響
◎材料の確保と維持
楽器修理の出来る人が中部と関西で5人しかいらっしゃらないとの事。
楽器見学と休憩
★楽器店の取り組みについて
樹脂管製作の取り組み
樹脂管(通称プラ菅)は本菅より安価。
本菅は値段がはる。
①取り組みのきっかけ
昭和43年天理教の世代交代があった。
3,000人の雅楽演奏会が開催されることになり、
プラスティックで洋楽器があるように雅楽器も作ってみようという話になった。
昭和43年篳篥(ひちりき)と龍笛(りゅうてき)作成
昭和45年笙(しょう)作成
コストが掛かるのは金型。
②高校・大学のクラブ活動や授業で樹脂管の需要が増えてきている。
③樹脂管の記念モデルの製作と型の改良を行っている。
④植物の葦(よし)を減らさないように活動をしている。
趣旨に賛同していただける方は会場入り口にあるパンフレットを御覧ください。
⑤参加者からの質問を受けて。
「技術の進歩で3Dプリンターで金型無しでの製作ができるのでは無いか?」
⑥正絹の絃を使うのが本当。
⑦今後の問題点
・和楽器の職人さんの減少
⑧楽器の選び方
・自分との相性が大事
8:30終了
講座が始まる前と休憩時間は楽器の写真撮影OKとのアナウンスがありました。
お持ちいただいたこちらの楽琵琶。天野光 今後の予定
2019年11月16日(土)天野光と文楽へ行こう7
詳細は後日発表します。
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天野光が提供するサービス
1.文楽公演の事前講座
2.カルチャーセンターや地方自治体、図書館で歌舞伎・文楽講座
3.歌舞伎、文楽の対面講座:1時間1万800円(税込)ペア割2人で1万8千円(税込)
4.オンラインサロン:月会費千円
5.古典芸能案内人養成講座
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