2019年7月17日(水）は【昼の部】と【夜の部】幕見・『芦屋道満大内鑑（あしやどうまんおおうちかがみ）葛の葉』を鑑賞しました。
昼の部はチケットを持っていたので
10時少し前から『葛の葉』の幕見席販売列に並びました。
会場に入るとイヤホンガイドを借りました。
作品解説も聞けて
幕間は片岡仁左衛門さんのインタビューも聞けるのですから、
超お得ですよね。
最初の35分の幕間も
次の25分の幕間も仁左衛門さんのインタビューが聞けるんです。
２回とも聞いちゃいました。
仁左衛門さんが出演するのは
『義経千本桜 渡海屋（とかいや）・大物浦（だいもつのうら）』。
阪神電車の駅に大物（だいもつ）という駅名があります。
まさしく、その土地がこの作品の舞台です。
地名って大切ですね。
尼崎は土地勘があるので、あの付近で、この劇的なドラマが展開されたのかと思うと
ワクワクします。
（もちろん、フィクションは多いに含まれていますが、、、）
仁左衛門さんの大熱演。
必見ですよ。
昼の部が終わって、外でちょっと時間つぶしをして
幕見席の集合時間に、また劇場へ。
私、幕見って、あまりしたことが無いのですが、
チケット売り場で
「集まって下さい」て言われたので集団で上に上がっていくと思ったのですが、
個別に「幕見」と書かれたネームホルダーを貸してくれて、１人で客席のある上へあがっていくことが出来ました。
さあ、いよいよ『芦屋道満大内鑑（あしやどうまんおおうちかがみ）葛の葉』。
2018年11月の文楽公演で鑑賞していましたし、
NPO法人人形浄瑠璃文楽座主催の『葛の葉伝承』の里を訪ねてに参加していましたので、
とても楽しみにしていたのです。
女房葛の葉と葛の葉姫の二役を演じるのは、中村時蔵さん。
良い！
ものすごく良いです！
女房と葛の葉姫の早替わりに
障子の曲書き（「恋しくば
尋ねて来てみよ
和泉（いずみ）なる
信太（しのだ）の森の
うらみ葛の葉」を下から書いたり、鏡文字で書いたり、筆を口に咥えて書いたりするのです）も
見ると「ウワー！」と感激して拍手喝采をしてしまいました。
舞踊「蘭菊の乱れ」もたっぷり見せて下さいます。
大阪・松竹座公演『七月大歌舞伎』、
私は『芦屋道満大内鑑（あしやどうまんおおうちかがみ）葛の葉』が
オススメです。
幕見席なら2,000円で見れますよ。
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