(ほんの少しネタばれ、あります。)

今朝

追加で文楽公演第2部のチケットを購入しました。

 

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初日は

第1部を見ずに

第2部を見たのです。

 

面白かった~。

 

私が

初日に見に行くのは

もし演目が面白ければ

追加で

何度も見に行けるからです。

 

私が

もう一度見に行きたいと思った理由

書いていきます。

 

1、『八雲』という二弦の琴を、もう一度聞きたいと思った。

『良弁杉由来』

  「志賀の里の段」で三味線弾きさん

  鶴澤友之助さんと

  野澤錦吾さんが

  『八雲』という琴を演奏します。

  文楽でも、

  滅多に使われない琴だそうです。

 

2,ワシをもう1回見たい。

  光丸(←良弁僧正の子供の時の名)が

  2歳でワシにさらわれるのですが、

  出て来るんです、大きなワシが!

  2歳の子どもを文字通りワシ掴みできるって! 

  「どんだけ握力強いねん!」

  大きいワシ、もう1回みたいです。

 

3,『良弁杉由来』が明るい!楽しい!

  チラシの写真に騙されていました。

  「桜の宮物狂いの段」は

  現在も桜の名所となっている大阪の桜ノ宮が舞台です。

  前段の「志賀の里の段」の悲しさを吹き飛ばすように

  冒頭に

  明るいキャラクターの花売り娘や吹き玉屋(←シャボン玉屋さん)が

  出てきます。

  舞台も桜満開の桜の宮神社前で

  舞台が、桃色一色です。

  また、床の太夫さん・三味線弾きさんも

  裃と袴の色が桃色。

  とても華やかな印象を受けます。

 

4,良弁僧正の母・渚の方の変化は必見。

  「志賀の里の段」では30代。

  「桜の宮物狂いの段」では60代。

  幅広い年代を演じ分ける吉田和生師匠の演技に注目です。

 

5,二月堂の書割の立体感に圧倒される。

  『良弁杉由来』の最後の段は

  「二月堂の段」ですが、

  平面な板に書いた舞台背景の二月堂なのに

  ぐっと客席に迫ってくる立体感に感銘を受けました。

  「どんな描き方をしているのか?」

  興味津々で、じっと見てみましたがよく分からなかったのです。

  もう1度見て、立体感の秘密を探りたいです。

 

6,『傾城恋飛脚』を見て

  自分の心の揺れを確認したい。

  12月も東京の国立劇場で

  文楽の『傾城恋飛脚』を見ましたが

  感じ方が前回と違っていたのです。

  もう1度見て、自分の心がどう動くか?

  体感したいのです。

 

あ~、楽しみだなぁ。

 

「えっ?

第1部見ないの?

ですって?」

 

4回予定入れています。

新春文楽公演

 

古典芸能案内人
天野光でした。

 

 

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今後の予定


2018年1月10日(水)大阪府守口市「歌舞伎鑑賞講座」

 

 2018年1月13日(土)(満席御礼)文楽・襲名披露公演鑑賞ツアー
 
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