芸妓さんが、
仮装するのは、
節分の「お化け」だけで無かったんです。

祇園祭の催しのひとつとして、
花街の芸妓衆が
歴史上の人物や役者、
物語の人物に扮して豪華な衣装をまとい、
祇園周辺を練り歩いた
「祇園ねりもの」というのがあったそうです。

この催しは、1960年を最後に
途絶えているのです。

その最後の(復活する可能性もあるそうです)
「祇園ねりもの」を写した写真を
見せてもらえました。

11月7日(月)
立命館大学大阪梅田キャンパス
昭和の風俗・風物・風景
古写真から読み解く昭和京都の街と祭礼
〜失われた<景>の数々〜を受講しました。

立命館大学大阪梅田キャンパスは
富国生命ビルの5階にあります。

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講師は
立命館大学教授 加藤政洋先生です。

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加藤先生は
古書店で
花街研究のパイオニア
加藤藤吉さんの撮影したフォトアルバムを
購入されたのです。

そのアルバムには
ネガが付いていて、
昭和35年36年37年の
京都の風景写真が
たくさんあったそうです。

四条大橋周辺、
北野天満宮、
三条大橋、
鴨川、
祇園町、
先斗町、
祇園祭等、

たくさんの写真を見せていただき、

今も変わらない所や
もう様変わりしてしまった所を
見る事が出来ました。

とても興味深い講義でした。