今朝のテレビ番組を観ていて、ふいに2号の担任を思い出した。
地方国立小に、3倍以上の倍率をかいくぐり合格
この時もお受験塾に驚かれたな。 失礼だぞ!分かるけどさ…
あ、でも兄弟姉妹枠のない学校だし
試験中は一切名前の付いたものを身につけてはいけないルール。
1号の兄弟姉妹とは分からない。
だから、試験官の先生方が贔屓など
あり得ない訳。
2号の2年生の時の担任が、素晴らしい方。
家庭訪問時には
「子育てのモットーは?」
「どのようなお子さんに育って欲しいですか?」
「大人になった時、自らの道を見出せる人にしたいです!」
先生は少し微笑んで、エリート教育を望んでいないのですねと、確認してきた。
地方には、私立小がない場所が多い。
なので、国立小は地元名士のご家庭御用達な一面がある。
子ども達の友人には親も従兄弟もお祖父様もみな附属出身や、市内の病院グループ経営とか。
2ケ所の国立小とも、そんな感じ。
あの頃から、入試にくじ引きを廃止し
2段階テストや面接などで合否を決めていくようになったのだけれど。
親の面接or子どもの実力次第…
その年の求めるタイプの子が学校にはあるので、塾一推しも落ちる事もある
担任として、そのご家庭が普段の躾や目的・目標(家業の後継ぎとかね)を知りたかったのだろう。
物凄いストレスフルなご家庭の場合、子どもに異変があるから
目星を付けたり、知っておくと対処が早いからだろう
この担任が素晴らしいのは幾つか話しがあるのだけれど。
繰り上がり・繰り下がりの足し算引き算の単元。
2号は、どうしてもあの小さな数字を書かない → 担任が赤字を入れたり、答えが正答でもバツになる → 2号納得いかない → 宿題もテストもループ…
2号には公文をさせていたから!
公文では、小さな数字を書いてはいけないと
しつこく厳しくお教室で叩き込まれる。
だから、なぜ学校ではバツになるのか!
2号は悔しく号泣。
連絡帳に事情を書き、この単元はバツでいいとお伝えした
何でも知らせろ!て言われていたから書いたんだよ!
だって器用に使い分けなんて出来ないもん
そこで担任がしたのは、
公文に通う子がいるか挙手させた!
その日の連絡帳には、
「他にも同じような子がいたので、なぞが解けました!
ありがとうございます。
この子たちは今後マルにしますから、ご安心下さい。」
ヒャーー
普通なら学校優先、無視されてもいい話し。
なのに、ありがとうよ?
高学年になったら書かないのも問題じゃないし、
間違えなければ良いだけだけれど。
公文っ子達が間違えていなかったのも大きいだろう。
もう一つ。
連絡帳に
「どうしてもお母様にお伝えしたい事がありました。
授業で、『みんなが言われて一番嬉しかった言葉は何?』を聞きました。
2号は『ママから言われた、生まれて来てくれて、ありがとう』だと答えていました。
これはどうしてもお伝えしなくてはと… 」
キャーー 嬉しすぎる
参観日だったら、その場で号泣よ。
2号も嬉しい事を言ってくれたけれども
担任のお心遣い、凄すぎる
30代で、子沢山パパ
こんな素敵な担任、なかなかいない!
1号の担任も素晴らしい方がいらしたけど
トップ オブ 担任
ちなみに、連絡帳は二年生までは毎日担任がチェック。
自学自習の宿題は六年生まであり、丸付けと一言記入が親の仕事。
もう担任とは交換日記よ
1号の担任達も個性的な素晴らしい方ばかり。
1号の国立小は、
「寝言やオネショが酷くなった等、何でも知らせて。親と学校で子どもを育てましょう!」
ハハハ
親も緊張する保護者会や勉強会ありでした。宿題も出たなぁ…
未だ数人の担任と年賀状をやり取りしている。幼稚園の先生も。
これほど濃い子育ての仲間は、いない。
校長や学校の方針もあるが
それよりもお人柄や信念。
これって、働き方改革と関係ない。
これからも人間関係に恵まれますように