市立伊丹ミュージアムで開催中の「ピーター・シスの闇と夢」

GW中に行ってきました。

 

 

正直、名前を聞いてもどんな作品を描かれている作家さんなのか、わからなかったのですが、たまたま手にしたチラシの絵の雰囲気に惹かれて観に行くことにしました。

 

ピーター・シスについては以下のリンクから読んでいただければと思います。

 

 

共産党統治下のチェコスロヴァキアから自由を求めてアメリカに亡命した絵本作家。

支配され自由を奪われることの恐ろしさが伝わってきました。

 

自由を奪われる。

日本で生まれた私たちはそんなことを考えることもありません。

好きな時に好きなところに行くことができ、好きなものをお腹いっぱい食べ、好きな音楽を聴け、言いたいことを自由に言える。それだけでもなんて幸せなことなんでしょう。

そんなことを考えさせられました。

 

彼の作品、絵本はほとんど知らないものばかりでしたが、一点だけ「あ! この作品の作家さんだったんだ!」と思った作品がありました。

多分みなさんも目にしたことがあると思います。

 

映画「アマデウス」のポスター。

 

映画を観てなくても、このポスターは印象に残ってますよね。

1984年に制作された映画ですから、もうすでに39年経っている(そのことにも驚きですが)のに、忘れることなく記憶にある。それもうっすらとじゃなくはっきりと。

 

やっぱり人に何かを伝える表現力を持っている人はすごいなぁと思いました。

ピーター・シスの「闇と夢」しっかりと感じ取った展覧会鑑賞でした。

 

伊丹ミュージアムでは6月11日まで開催されています。

おすすめです。

 

映画「銀河鉄道の父」観てきました。

 

 

実は私、映画は好きなんですが映画館が苦手で、めったに映画館には行かないのです。

が、今月の読書会のナビゲーターを『銀河鉄道の夜』でやることになったので、これは観ておきたいなと、覚悟を決めて(?)行ってきました。

 

NHKで放送された「業の花びら」も観ていましたし、100分で名著「宮沢賢治スペシャル」も観ていましたし、賢治の年表も何度も見てきたし、だいたいのストーリーの流れはわかっていましたが、やっぱ泣きましたねぇ。

お父さんの気持ち、痛いほどわかる。

 

賢治、息子としてはダメダメな息子なのよ。理想ばっかり高くて、そのくせすぐに自己嫌悪に陥って「もうだめだ〜」って鬱々としちゃって。

そんな息子を、家業を継がせて家を守りたい気持ちや、自分の理想と葛藤しながらも、理解し支えようとする父親。泣かずにいられませんやん。

 

「おめぇは、父でありすぎる」

 

政次郎が父喜助に言われる台詞。

もうこの一言で全てが語られていると言っても過言ではない気がしました。

宮沢賢治という作家は、家族なくして生まれてこなかっただろうなと思います。

 

政次郎役の役所広司さん、賢治役の菅田将暉くん、トシ役の森七菜ちゃん、よかったわ〜。

イメージ通りのキャストでした。

 

欲を言えば、父と息子の二人だけの関西旅行も入れて欲しかったなぁと思いますが、2時間という時間の中で収めるには限界があり、ものたりない内容になってしまうのは仕方ないですね。

 

「雨ニモマケズ」のイメージが強すぎて、聖人のように思われがちですが、理想と現実の狭間で葛藤し、自らの業と闘い続けた賢治は、人間くささがあって魅力を感じます。

また父政次郎もいろんな葛藤の末に息子を受け入れて理解していく。

 

完璧な人間などいない。

みな、葛藤し苦しみ、闘いもがきながら、自分も他者も受け入れていく。それこそが愛なんだななんて感じました。

 

 

映画を観たあと、息子と待ち合わせで2時間ほど時間があったので「コメダ珈琲」に行きました。

デザートセットで頼んだ「シロノワール ブラックモンブラン」はミニサイズということでしたが……思ったよりボリューミー。さすがコメダ。

 

2時間を過ごすのにコーヒーだけでは足りず、結局紅茶も頼んでしまいました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8日の未明に伊丹市を流れる天神川の堤防が決壊しました。

私は6〜8日にかけて出かけていたので、出先で今回のニュースを知ることになったのですが、想像以上に酷い状況だったようで、流れてくる映像を見て、こんなことが起こるなんて……と、ただただ驚いていました。

 

現場のすぐ横には荒牧バラ公園があり、時期的にちょうど見頃なので、どうなっているのか気になり、戻ってきてから様子を見に行ってきたのですが、バラ公園はすぐに清掃されたのか被害が少なかったのか、何事もなかったように、たくさんの人で賑わっていました。のどかないつもの風景に安堵しましたが、すぐ横の住宅では市の職員さんが懸命に清掃されており、道路にも泥が流れた跡が残っていて、決壊の被害の大きさを感じました。

 

周辺のお宅は深夜で本当に怖い思いをされたことかと思います。また清掃など後片付けも大変だったことでしょう。心よりお見舞い申し上げます。

 

 

 

すぐそばの荒牧バラ公園はいつも通り賑わっていました

 

現場の横にある国道176号線の交差点

「カムパネルラ」と言えば、言わずと知れた『銀河鉄道の夜』の登場人物です。

最近では米津玄師による歌のタイトルでもありますね。

 

実は今月の読書会でナビゲータを務めることになった私は、課題本として『銀河鉄道の夜』を取り上げることにしたのです。

映画『銀河鉄道の父』の公開もありましたし、きちんと読んだことがなかったからと、軽い気持ちでこの本をチョイスしたのですが……

読み始めてから、どえらい本を選んでしまったなと、ちょっとびびっております。

 

この件については、またおいおい記事にしていこうかと思っておりますが、今日は「カムパネルラ」という言葉から連想したものについてを書こうと思います。

 

宮沢賢治が何を思い「カムパネルラ」と命名したのかはわかりませんが……

カム(ン)パネルラ=カンパネラ=小さな鐘という意味のイタリア語。

「鐘を鳴らす者」とか?

釣鐘草の学名がカンパニュラで花言葉が「感謝・誠実な愛・共感・節操・思いを告げる」といったところにも関係していたのでしょうか?

 

私が「カムパネルラ」という言葉を聞いて、一番に思い浮かべたのはクラッシックの名曲「ラ・カンパネラ」です。

 

フジ子・ヘミングさんが演奏する「ラ・カンパネラ」を初めて聴いた時、私はゾワゾワと鳥肌が立ちました。

なんという音の重み。一音一音が憂というのか哀愁をまとっていて、切ない悲しみが押し寄せてくる感じ。鐘は悲しみを知らせる音を響かせていたのでしょうか。

クラッシック界ではあまりいい評価がされないらしいのですが、私はこの方の奏でる「ラ・カンパネラ」が一番好きです。

 

対して辻井伸行さんの演奏する「ラ・カンパネラ」

一音一音がキラキラと輝いていて弾むような明るい印象。音が踊るような感じ。

幸せの知らせを鳴り響かせる鐘といった感じでしょうか。

 

同じ楽譜なのに、演奏する人の解釈というのか表現する形が違うと、こうも違う印象になるのかと驚かされます。

 

よければ、是非一度聴き比べてみてください。

 

 

 

今日たまたま読んだ記事。

 

 

いやもうほんま、私もいつもそんな感じで、もはやツッコむということを楽しんでいるところがある(笑)

 

ついこの間も調べたいことがあったので、会話ついでにChatGPTさんに聞いてみたのだが、結局知りたいことにたどり着くまでに、ずっと大真面目にトンチンカンなことを回答し続けてくれた。

かなりの会話のラリーを経て、ようやく聞きたかったことに辿り着けたのだけれど、こんなことなら最初からGoogleさんに聞いた方が早かったかしら? と思ったほどだ。

 

で、最後に以下のように問いかけると……

 


me::やっと納得できました。質問の仕方がむずかしいですね。


 

ChatGPT:はい、専門的な内容に関する質問は、正確な回答を得るために、質問の仕方が重要になります。何か他にお力になれることがあれば、遠慮なくお聞きください。


 

……要は……

「ものを尋ねるなら、ちゃんと考えてから聞けよっ! いい加減に聞かれても正確に答えられるわけねーだろっ!」

 

って、言いたいわけですよね? 

まぁ、ごもっともでございます。ほんますみません(笑)

 

いろいろと会話してみて思ったことは「なんとなくそれっぽいことを適当に並べて答えているけど、実はかなりの知ったかぶりなだけかもしれない」ってこと。

 

AIだから優秀に違いないと言う先入観はさっさと捨てた方がいい。

単純にちょっとした会話を楽しんだりするくらいならいいけど、ChatGPTが語ることを真に受けてはいけない。

ChatGPTがしれっと語ることを、間違い探しみたいな感覚で、どんどんツッコんで間違ってるよと教えてあげましょう。

ちゃんと学習するのかどうかは、わかりませんけど。