友達夫婦と潮干狩りに行ったの
初めてだったからツインズも
とっても楽しみにしていた
現地についたらすでにたくさんの人
ワクワクしかなかった
  
  
ふと、友達夫婦の子供が
グラサンをしている人を見て
『ほら見て、ヤンキーだよ』って言った
友達はツインズの水着を見て
『ヤンキーだね。他と違うもんね』と言った
  
  
私は
『えっ⁈』
としか言えず
苦笑いしかできなかった
  
ツインズの水着は
キャラ物の水着ではなかった
 
 
なんか楽しみにしていた潮干狩り
モヤモヤしながらの潮干狩りとなった…
グラサンをかけているからといって
『ヤンキー』なのか…
  
  
キャラ物の水着を着ていないだけで
人とはちょっと違うだけで
『ヤンキー』なのか…
  
  
そもそも『ヤンキー』って言う言葉って
どうなのか…
グラサンをかける人には
何か理由があるかもしれない人だっているのに
  
 
小さい子どもは、
キャラ物の水着を
着せなくてはいけないのだろうか…
  
  
ちょっと違うだけで
『ヤンキー』だの
『変わってる』だの
『普通じゃない』って言われる…
 
 
結局、『平等』
とか
『偏見をなくそう』
なんてって言ったって
そもそも大人がそういう考えを持っている以上
子どもだってそういう考えになってしまうのも
少なくない
令和だから、
Z世代だから
とか言っても
育てている親は
偏見ありのみんな一緒に右を向いて…
そこにちょっと違うことをすれば
白い目で見られる行動しにくい世の中… 
そんな時代を生きてきた
私だってそんな時代を生きてきた一人…
だけど、私は自分の子どもに
『人と違うから変わってる人』
とか
『人と違う考え方だから、おかしい人』
とか
ちょっと違う格好しているから、
『ヤンキー』
だとかそういう偏見の目で見ないような子に
育てたいと思う
  
  
自分が着たい服を着て
似合うと思うものを着る。
自分がしたいことをしてそれでいて
誰かに迷惑をかけているのだろうか…
  
みんなが右を向くから右じゃなく
自分がしたいように自分が生きたいように
生きていくことが
一番生きていく上で楽しいだろう