長女の話。
思い起こせば、あれが始まり。
中学に入学して、私が中学校は部活が大事!
絶対に部活には入って!!何でもいいから!!と半ば強制に部活に入るように言った。
娘は、バトミントン部に入部した。
1式道具も揃えて「これだけ買ったんだから絶対辞めたらダメよ」とこれも半ば強制だったな。
毎日頑張って練習に行ってた長女。
毎日、きつい辛いとは言ってたけどこれもいい経験になるよ!中学の部活は本当に宝物だから!と励ましていた。
私は中学の部活が今でも1番の宝物。
私たちの時代は、コーチに殴られ激怒され辛い思いもたくさんしたけれど、勝つ嬉しさ、負ける悔しさ、チームワークetc……
今思えばあの時があったから今があるとすら思える程のいい思い出。
娘にもそんな経験をしてほしくて、部活を頑張って欲しかった。
そんな時、夏休みの部活に親が交代で見守り当番をするとの連絡。
初めて娘の部活を見ることになった。
コロナ禍での練習。
バトミントンは、体育館での練習。
シャトルが風で飛ばないように窓は閉め切り、マスクをつけて苦しそうに練習している。
声出しもダメ、休憩中の飲料タイムもお話し禁止。
……
これの何が楽しいの??
罰ゲーム?違う!こんなんじゃない!
部活は、スポーツは、こんなんじゃない!
すごい違和感を感じました。
部活の帰り道、つい娘に「楽しい?」って聞いてしまいました。
「ママが言う、部活は苦しいけど楽しいって言ってる意味が分からない」
そりゃそーだ。ごめん。辛かったね。
ちょうどその後、コロナ感染者増加で緊急事態宣言が出て部活も全て中止。
夏休み終わりに私たち家族全員がコロナにかかり、新学期もまだ待機期間でした。夏休み明け10日後くらいな待機期間が終わり、みんなより一足遅く新学期が始まりました。
「ママ。学校行きたくない。」

