で、うちの1号『R』 小学2年生である。


2件のひとり旅例を現場で目撃しているからか、


新幹線ひとり旅をしり込みしている。


なので、この秋 彼の一人旅は 飛行機。


しかも キッズサポート付き。


親としても安心だし、飛行機のほうが安いし


空港から車で30分以内でいけるし。

唯一の心配は 飛行機事故。 だけかな。


・・・・・・・・・。


大丈夫かな? スカイマーク。

日航機墜落の日、追悼のニュースを見た1号『R』は


ちょうど、子供ひとりで旅をさせて


亡くした親御さんのインタビューをみて


カタまっていた。

で、この夏。


あの、山陽新幹線が止まったあの日にも ひとり旅小僧がいた。


やっぱり、小学3、4年生くらいに見える少年。


東京駅のホームまでは付き添いがあったようだったが


新幹線が動き出すと自由席の二人がけの席で


一人で座っていた。


私たちの2列後ろの座席で


でっかいスーツケースを大事そうに触れながらニコニコしていた。


前に出くわした ひとり旅小僧と雰囲気が似ていたので


そのときの経験をから、とりあえず、声かけ。


「ボク、ひとり?」 と聞くと、うなずいたので


「そうか、えらいね。 でも、大丈夫?」と言うと


「大丈夫です!」 と元気に答えてくれた。


3号『C』を抱えていたし、2号も席からこちらを見ていたし


不信感は抱かなかった様子。


気にかけてる子連れのおばさんが近くにいるよアピール作戦。 である。


こちらが、弁当を食べ終わり、トランプを始めることになったので


とりあえず、トランプに誘うと、


「いいです。大丈夫です。」と答えてくれた。


その後、3号をトイレに連れて行く途中見ると、


少年は、お菓子を複数並べ、幸せそうに食べていた。


本当に大丈夫そうだなと思ったが トイレから戻る途中


「おばちゃ~ん、京都。もうすぎたかなぁ。京都すぎちゃったかなぁ」


と少年が言ってきた。


やっぱり。


一人で心細くなったらしい。 アピール作戦が功を奏した!


「まだまだ。名古屋にもついてないよ。ボク京都で降りるの?」


と聞くと うなずくので


「京都につくとき、おばちゃんが教えてあげるよ。


なんなら、こっちきて一緒に遊ぶか?」


と言うと。


「いい。大丈夫。」 と断られた。


とりあえず、時刻表で調べて京都着のおおまかな時間を教えおいたら


また、幸せそうにお菓子を食べ始めた。


で、2時間、少年には何事もなく、


「もうすぐ京都」のアナウンスが流れ


少年とアイコンタクトで了解したつもりだったのだが、、、


甘かった。


新幹線が京都駅に着くと、


少年は窓からお迎えの祖父母に向かって手を振っていた。


すごく うれしそうに。 


座席の窓から。


と、少年の周囲の乗客とお迎えの祖父母が凍りついた! 


「降りなきゃ!」


慌てて 少年とスーツケースと3号『C』を抱えて降車させた。


けっこうギリギリだったので、


お礼を言っているだろうおばあちゃんの声は聞こえなかった。



昨冬だったか、その前の冬だったか、、、。


年末帰省したときに遭遇した ひとり旅のお子様のお話。


一月前にガッチリ予約した指定席 2-2の4席。


新大阪から乗車したところ、指定したはずの席に少年一人。


小学3-4年生か、小さい5年生かと見受けられるその少年は


一心不乱にDS中。


「僕、席間違えてない?」 と聞くも 「ううん!この席だよ」 とDS。


「悪いけど切符見せてもらえるかな?」 と言うと 「いいよ、はい!」とDS中。


切符を見ると、確かに席は間違っていないのだが


便が違う! 


「あのさ、これ、違う列車の切符なんだけど」 と言うと


「うん、そう。遅れたから。 でも車掌さんがここに乗ってていいって言った」 とDS中。


「え? それじゃおばちゃんが困るよ。ちょっと車掌さん呼んでくるか」と言うと


「大丈夫。僕京都でおりるから。」とちょっとだけ 顔をあげて答えた。


確かに。


新大阪から京都まではすぐだから、車掌捕まえるより先に降りるだろうけど。


乗ったら即弁当だという心積もりでいたのになぁと パパと1号を立たせたまま


少年の前の席で プリプリムカムカしていた。


しばらくして、もうすぐ京都のアナウンスがあると


突然、後ろから少年が顔をだし


「おばちゃん、どーしよー」 と泣き出した。


「僕、おくれたから、ばーちゃんきっともう おらへん」 と号泣。


どうやら、新幹線ホームで待ち合わせしていたらしい。


「ホームおりて おらんやったら電話したらええやん


じぶんの家かばーちゃん家の電話番号わかる? 


携帯電話もってる?」


と聞くと


「○○○-○○○○-○○○○!」と電話番号大声で暗唱!


「でも、携帯もってない~~~」 と号泣


もっと前に、こちらが話しかけた直後にでも相談してくれれば


その電話番号に連絡してあげられたのだが、


もう、新幹線減速中、


1分以内に駅につくであろうときに泣かれても、、、、、


DSに夢中すぎて、到着寸前まで考えが及ばなかったんだろうな。


「どーしよぉぉぉ ばーちゃんもーおらんんんん~・・・・・」


すっかりパニックな少年。


「おるよ。多分ホームで心配して待ってるよ」


と言っても


「ダメだぁぁぁ、もーおらんんん」 と泣くので


「電話代。お金もってるね? クチ。クチあるよね。話できるよね。


金とクチがあれば、なんとかなるから。


まだ子供なんだから、金がなくても、駅員さんがなんとかしてくれるから。


泣いてないで!


しっかりしなさい!」


半ば、どやしつけ、


見かねたパパが付き添って降車させると、


やっぱり。


待ってました。 おばあちゃんとおじいちゃん。(多分)


少年と同じくらい 泣きべそ顔でパパにお礼言ってました。


とりあえずは、一件落着。


で、この少年。


この旅で 学ぶべきことや反省すべきことが 


たくさんあったと思うのだが


学んでくれただろうか。


反省してくれただろうか。








あの日、いろいろありました。


いろいろあったけど、


極力 大人として 文句言わないように努めたつもりです。


子供が文句を言うことに、大人として冷静に、前向きに、


広い視野で見えてるかのように 対応したつもりです。


だって、そもそも遊びに行ってるわけなんだし。


不幸中の幸い、誰も死んでいないし。


何かのハプニングがあったときに 


それを冷静に分析判断対処できる人になってほしいと切に願って。


って、


常日頃から そうできればいいけど


常日頃は よくキレているので


多分、子供達には バレバレだったことでしょう。




2号にそっと言われました。 「ママ。お疲れ。」


えぇ、10倍疲れた気がします。 ムキーっ。

もう、忘れそうなものの、つづき。


在来線、姫路行きの快速は とても混んでいた。


荷物を抱えつつ、入り口付近で3号『C』を抱っこしていたら


「こっちにすわりーな」 と車両の中ほどから 声が。


大変にありがたかった。


けど、1号と2号をどうする? どうしようもないわけで。


「ありがとうございます。けど、大丈夫です。」と


心にもない言葉で おことわりさせていただいた。


すると、次の駅について、乗客が激しく入れ替わるとき


「中のほうにおられたら ええですよ」 と若いにーちゃん (多分)


が言葉をかけて降りられたので、そのとおりにした。


ありがとう、にーちゃん。 人情感じたよ。


ていうか、入り口付近に でかい荷物と子供がたむろしてたら迷惑でしたね。


周囲の人のハラハラする目を感じつつ網棚に荷物のっけて


ほどなくして、全員着席できました。


そして、子供たちは、終点姫路駅近くなって 全員寝てしまいました。


当初の計画どおり 新幹線乗車中であれば よかったのに。


姫路で全員をたたき起こしました。


このとき新幹線は、、、、、復旧してました。 よかったよかった。


と思ったところが、、、、、いきなり 通常ダイヤで運行していたので


姫路駅に新幹線がほとんど 止まらない事態になっていました。


1時間に3本しか止まらない上に、自由席は 満席。 


「姫路駅新幹線ホームで とほうにくれる」というタイトルで 写真撮影したりして


時間をつぶし1時間。 次の便では座れなくても乗って岡山まで出るぞと全員で覚悟を決め


乗車。以外にすいてるな と思ったら岡山どまりでした。


なんやかや乗り換えて、新山口に着いたら、特急料金全額払い戻してくれました。


当初の計画より2時間遅れで到着できました。



まだまだ 子鉄色帰省旅の つづき


新大阪駅は 当然、ごったがえしていた。


まだ、復旧できていなかったのだ。


NHKの取材の人に声をかけられたが、断った。


大変そうな子連れの苦情映像が欲しかったのだろうが


答える余裕はないし、苦情を言う気もなかった。


「子供がいますので」 と断ったら、1号『R』に怒られた。


俺たち全国のテレビに出れたかもしれないのに!


・・・・・


テレ屋で人見知りのくせして目立ちたがり屋な1号『R』


そんな自己顕示欲の垣間見える顔の映像絶対採用されないぞ、


と、諭すのは後回しにして


在来線ホームへ行くと


たくさんの人と、いくつかの報道グループ。


声はかけられなかったが、満員な電車に乗り込み


ドアが閉まるところを撮影されていた。


やったー 2号『L』! 俺たちうつってるぜ!うひひっ (BY1号『R』)


・・・・・・・・・・・・・


そんなピースの笑顔映像、絶対採用されないぞ、


と言ったら 


え~ そーなのぉ~~ (BY1号『R』 イッテQ武井風)


と残念がっていた。


8歳小学2年生男子。 まだまだ、浅はか。


というか、バカ丸出し。

さてさて、 子鉄色帰省旅の つづき(2)


朝の早い段階で事故のことを知ったので


1号『R』と協議の結果、新大阪~姫路を在来線で行く覚悟を決め、


1号『R』の計画を無視して、


可能な限り早く 新大阪までたどり着き


明るいうちに実家到着を目指す


「イチかバチか 行き当たりばったり旅」 に大転換。


とりあえず、東京駅について、昼食用の弁当購入。


(2号、3号は ポケモン弁当選択でゴキゲン)


自由席に座れそうだったので


広島行きの のぞみ に乗ってみた。


アナウンスで 「行き先変更になる可能性がございます」って


放送していたけど、わずかな 希にかけてみた。


JRもノゾミがあるから 広島行きにしているわけだし。


だったら、後発の 新山口に停車するノゾミに乗ればよかったのだが


結果的に、そうしておけば よかったのだが


弁当を買ってしまって


新幹線をたくさん見て


暇つぶし用の本を お預け状態で


3人の子供たちを待たせる苦労を負うのは 嫌だったのだ。


まぁ、でも、おかげで 2席ー2席を向かい合わせのボックス風にして


快適な旅ができました。


新大阪までは。ね。


つづく。



さてさて、子鉄色帰省旅 の つづき。


なにせ、4~5時間 新幹線に乗りっぱなし


の予定 だったので 子鉄ひまつぶし用の本を 事前に購入。


本人たちに選ばせると、当日まで 我慢できなくなる可能性大なので


子鉄ママが 秘密裏にセレクト 内緒で購入しておきました。


こびと大百科―びっくり観察フィールドガイド/なばた としたか
¥1,575
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あたまがコんガらガっち劇場/ユーフラテス
¥840
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これが もう、 大正解のセレクトで


1号、2号が はまって 交換しながら


2時間ほど 夢中で読んでおりました。


帰省先の甥っ子兄弟(小4、小5)も喜んで読んでいたので


5,6歳~10歳には イケる本だと思います。

そして、もう1冊。


完全にハズした セレクトが こちら↓


ニコリの鉄道パズル/小鉄かんたんパズル―鉄道にくわしくなろう! (オレンジページムック)/ニコリ
¥650
Amazon.co.jp

1号は 中身をざっと見た後、全くパズルをしませんでした。


この本についての 詳細は また いつか。

この夏の帰省旅を終えて 無事 帰千葉いたしました。


海水浴のことを考えると、毎年夏休み初め頃に無理して帰省するのです。


休んだせいもあって 仕事が忙しくなりそうなので


どこまで 書けることやらわかりませんが


サンライズ旅の顛末など 子鉄親子様のご参考までに


書き記しておきたい所存でございます。


まず、は、でも、行きの 旅から。


なんせ、山陽新幹線がストップした あの日に 行ったのですから。


結局、新大阪ー姫路 は在来線に 乗る羽目になったのですから。


せっかく1号『R』 (8歳)が、時刻表の読み取り方を学んで 


完璧な行程を作り上げたのに 


水の泡。


出かける前から がっかりです。


ていうか、イッテQの武井くんみたく


そーなのぉー、、、どーなるのぉー、、、、って叫びたくなりました。


結構大変だったはずなのに、もう詳細忘れつつありますが


このつづきは また後日。



今年も、この季節がやってまいります。


今年は、参加いたしません。


昨年全駅制覇して 燃え尽き


もう、2度と参加しないと 心に誓ったのです。


否、参加したくとも、今年はできない。


でも、我が家の状況には関係なく、(当たり前だが)


JRもポケモンも ノリノリです。


いまや、JR西日本やJR九州もやってます。


名鉄さんまで、なにやら やってらっさる模様。


参加できないけど、好奇心から ちょいと調べてみると


ヨゾサマは 東日本みたいな 数的過酷さが ない


期間も夏休み中やってくれている。


ふーん、、、。


ふーん。。。。


それぞれ、いろいろと 大変なんだなぁ。


えっと、老婆心ながら

夏休み時刻表 ポケモンスタンプラリー特別号 2010年 08月号 [雑誌]/著者不明
¥600
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これが あると 駅構内でスタンプ場所を探すのに便利です。


駅構内の張り紙だけでは どうしても迷わされる駅が数箇所あり


暑い夏の日に、駅員さんに敵意を抱いてしまいかねない事態に


なりかねませんから。