地獄絵図のまま診察は進んでいった。
まずは秘部に何やら薬を塗られる。
局所麻酔のようだ。
相変わらず無重力姿勢の自分の膝が見える状態で下半身は開きっぱなし
「じゃあ管入れますねー」
という穏やかな声の後に異物が挿入される。
思わず
「お゛お゛お゛」
と声が上がる。
尿道に管が突っ込まれてる感触がリアルに伝わる。
ただ、麻酔がかかってるから痛くはない。
それでも異物が挿入されている不快感はずっとある。
真正面にはむき出しの下半身をじっと見ている異性の先生。
診察してんだから下半身見てない方が問題なんだけど。
異物感を感じながら自分の下半身をガン見している先生をガン見する私。
なぜ婦人科のようなお互いの顔が見えない配慮のカーテンがないのか摩訶不思議である。
やっぱり
地獄絵図www
そんなお地獄の時間も2~30分でようやく終わる。
本当は5分くらいかもしれないが体感は2~30分だった。