杉並区西荻北の西荻伏見通り沿いにある「伏見稲荷神社」

街灯には旗と提灯が下がって

路地を少し入ったところに稲荷大明神の旗があります。

特徴のある鳥居があって

高札には

正一位　稲荷大明神

御祭神

宇迦之御魂大神

佐田彦大神

大宮能売大神

家内安全　商売繁盛

身体健全　入学成就

心願成就　交通安全

と記されています。

西荻伏見通り商店街の由来となったこの神社は昭和26年に創建され、当時の商店街の十数店が「お稲荷さんを勧奨する会」を結成して「商売繁盛」「家内安全」を祈願して京都の伏見稲荷大明神を勧請したのが始まりで、創建以来毎年2月に「初午祭」を行うなど商店街の守護神として地元・商店街に厚く信仰され続けています。

祠の前には狐像が並んで

御札の左右にも榊と狐像があります。

荻窪にある中道寺の境内にお祀りされている「妙王稲荷神社」

鳥居の先に旗があって

社殿の前には狐像が並んでいます。

この神社は関東管領・上杉顕定の家臣である中田加賀守の守護神であったとされる稲荷大明神が大正年間（１９１２～１９２６）に中道寺境内に奉安されたといいます。

小さな社殿ですが狐や獅子の彫り物が施されています。

伏見稲荷神社・妙王稲荷神社