[詩320]駄々っ子 | 言葉と呼吸

言葉と呼吸

郷愁/思春期がテーマ、第一期「言の葉織り」
自分らしさの追求と自然探求の第二期「花鳥風月」
第三期、文学性を追求する「詩と文学」。
第四期、創造と空想がテーマ「詩の生まれ出づる処」。
第五期、「言葉と呼吸」
※無断転載はご遠慮くださいませ。

駄々っ子

 

 

わいわい 賑やかな時間を

心のどこかで 避けていた

一人の時間に浸かって

自分の内面に閉じこもりたくて

 

それなのに いざ一人になると

何をしていいかわからなくなる

時間が たくさんあっても 何をすべきか

 

 結局は無い物ねだりの我儘のだだっこ

 キライキライと言って

 本当は大好きだって そんな子供の様に

 

 欲しいものを 聞かれて

「何もないよ」 そう答えた

プレゼントされる それが心苦しくて

 

そんな ひねくれた心は きっと幼少期のトラウマ

でも トラウマになる そんな出来事、僕は知らない

 

 結局は都合良い様に 勝手に操作して

 「裏切られた」なんて

 自分から 周りを遠ざけている

 

 結局は無い物ねだりの我儘のだだっこ

 キライキライと言って

 本当は大好きだって まるで本当に子供

 

 

 

 

 

 

[解説]

子供なら駄々っ子で済むけど

それを大人がしたら 我儘だと思われる。

でも、まぁ時々 大人も捻くれたり、駄々っ子になるよ

人間だものね

 

↓ワンクリックお願いします


にほんブログ村